企業家は若い

明日から天気は再び崩れるらしい。束の間の晴れ間を楽しみたいとは思うが、例によって気がつけば深夜だろう。まぁ仕方がない。今週は起業希望学生の積極さに感動させて頂いた。何をやったら儲かるかしか聞いてこない企業の皆さんに、ほんの少しでも挑戦の気持ちを抱いて頂きたいと心底思った次第。まだまだ明るい部分もある。深淵ではない。

学生起業の場合、あまり元手がかからないアプリ開発が主になるのだが、ハードだけに偏る中小企業群との連合的なコラボが出来るとすると、一気にB2Cビジネスに繋がる素地は我が国にはある。新しいサービスから発想を持ち込むから、旧来のコーディネートのやり方を真似てはならない。我が身も旧人類。新人類軍に期待するところ大である。常に身の丈を知ることである。

話を聞いて頂いている様子からも、まさに砂に水が染み入るように理解している様がわかる。教育者冥利である。社会の状況が飽和してきている今、こんな学生がじゃんじゃか増えるのではと、妙に元気が湧いてきた。面白い。実に愉快である。君達はもっともっと幸せになる、そして周りを巻き込んでくれる。間違いない。

世界が猛烈に変わっている一方で、規制の為に手を出せない部分が沢山ある。頑張っても親に蹴飛ばされる。それでも立ち上がって前に進む。慣れたことは捨てていく。それで良い。新しく生きる。毎日がその連続である。