年中行事

刈谷方面は突然の豪雨で、灼熱予定の環境が、あにはからんや「それほどでもない」という具合のスタートでありました。打ち出される打球が見えなくなるほどの幕雨に囲まれ、トタン屋根が激しく叫ぶなかで、淡々と打ち出すさまはややシュールでもある。それでも物干し竿を振り回していると汗が滴り落ちる。脱水症状を呈する前に小まめの給水。一日目は被害者ゼロの状況でありましたな。

こちらは仕事というか講義で活動しているわけだが、一般ピープルが平日同時刻に玉打ちをしている様を見ると、やっぱり日本は平和というか、こんな人生を送ることができる方々が我が国にもいらっしゃるのだなと、違う人種の存在を目の当たりにして、なんとなくため息が出る。

昨今のVR青少年ばかりではなく、リアルに体を積極的に動かす若者を目の当たりにすると、これはこれで大変に嬉しい事。遅刻をしてきて黙って体育座りの軍団に交じっていく様は、これまた昨今の人類だなと感じるのだ。これはもう怒る気にもなれない。どんな教育を受けて育ってきたのだと情けなくなってくる。

今日は灼熱となることが予報されている名古屋地方。東北に突き進む台風のおかげで、北からフェーン現象後の空気が名古屋を取り巻くのだそうで、台風が起源ということで、極めてリッチなフェーン現象なのだそうだ。遮るものの何もないところで、物干しざおを振り回す活動は、外出を控えろというTVアナウンスとは真逆の行動ですな。なんとか生きて帰ってきたいものだと、気合で乗り切るしかない真夏の私であります。