鶴巻温泉

神奈川に鶴巻温泉というところがあって、東海大学の近くだから学会などで立ち寄られた方も多いと思う。小生もその口で、明治・大正から開かれた温泉らしい。病気療養のための温泉ということで、特段、病があったわけでは無いのだが、まぁ、学会会場から直ぐ近くだからという、正にそんな理由で出かけた温泉。

塩分が濃いなという思いでしかないのだが、ぽっかぽかになった記憶はある。あの辺りは他にも源泉が幾つかあって湯治場リッチな場所名だと、なんだか健康な人が東海大学には多いのはそのためかなと、妙に納得したことを覚えている。丁度、原辰徳さんがぶいぶいいわせていたころだ。

駿河湾の言ってみればど真ん中で、箱根・富士山が直ぐ近く。温泉が出ない方がおかしいお土地柄。名古屋にいると平塚とかやたらと東京に近いと思ってしまうのだが、東京方面から移動してみると、これが結構な距離である。こんなところを2,3人で走ってしまうのかと呆れかえる程に遠いところにある。人間の力は素晴らしい。

何も温泉巡りのお話をしようと思ったわけではない。無いのだが、何故かふと思い出したので書いてみただけだ。自分にとってナンバーワンであったわけではない。何かのついでに行くにはもってこいだよと、そんなつもりで書いてみた。小沢昭一さんシリーズでやってみようかなと思った一週間だが、ここまで書いて浅虫温泉を語るべきであったと、えっらい間違いをおかしたことに気が付いたのだが、まぁ、行ったことがありますよという鶴巻温泉でありました。