買わない暮らし

今週は買うものが無いぞという路線でいっているわけですが、ネットの広告やクラウドファンディングの記事を見ても、所謂「代用品」が満ちているわけです。勿論、これは「小生にとって」というだけで、生まれたての赤ん坊殿に「既に持っているでしょ?」というのは余りにも脳天気だ。そんなことではない。それなりに生きてきて、それなりにモノを持っている者にとって代用品は「余程のモノ」でないといらない。

代用品ではなく、消耗品となれば話は別だ。伊達巻を作るのに巻きすを使うが、これなどは数を増やしてもなんら問題はない。これとても上等という部類のものがあるのだが、小生の技術では使いこなせないので、そのあたりのマーケットの台所用品のコーナーで十分だ。鍋・釜は別だが、他はそんなに拘らない。だから買うものが無くなってくるともいえる。

減圧・低温調理器を進められたこともあったが、小生は料理につきっきりというのが好きだから、目を離して何かが出来ているというのは好まない。勿論、そんなものもあるのだが、まぁ、味噌みたいなものは毎日眺めているのはどうかと思うので、つきっきりは火器を使うものでしょうね。黒豆などは鉄の釜で時間を掛けはするが、まるで目を離すということは無い。

一品一機能みたいに揃えていくと、あるいはダブりがあれば捨てていくと、この年齢になるとなぁんにもいらんなぁという気になる。車とて車軸が折れなくてパンクしなくてブレーキが利いて・・であれば雨風しのげればそれで良い。だからディーラーの前を通っても嬉しくもなんともない。加えて消費税が10%だ。今のうちに何かを買い込んでということかもしれないが、必要なのは食材程度だからそれもままならない。まぁ、そんな世の中だな。