冬の夜

週末はとても寒いらしい。やっと冬の雰囲気になるのだろうか。路上には落ち葉の絨毯が広がり、陽の長さに連動する樹々は敏感だ。太陽が大地にエネルギーを送っているのだなと、落ち葉の季節に毎年思うことである。近年はLEDの低価格化によって冬の夜は賑やかである。街のあちこちで着飾った家屋に出会う。

夜中に似合わないのはソーラーカーか?暗闇ではチャージが出来ないということが欠点ではあるのだが、バッテリーを搭載しているから全く動けないということでは無いのだ。オーストラリアでは日中の買い物車としても活躍し始めており、お買い物にはうってつけだ。駐車場で排気ガスなど全く出さない。エコカーと言うならソーラーカーでしょと思う。

名工大のソーラーカー部が、クラス1位となり、来年にも大きな期待がかかるのだが、これがなかなか難しくて資金難はいかんともなならない。社会の皆様には3000kmの実験場で戦うマシンの部品開発に共同研究案件など如何でしょう。電池一つとっても完全なものは全くないなと感じてしまう強烈なシチュエーションである。

多くの方々に支えて頂いている面白イベントである。若いエンジニアの玉子達が爪に火を点しながら戦っている。どうぞお力添えをよろしくお願い致します。