如何なる休暇よりも高速に過ぎ去っていくのが正月休みである。働き方改革の強制がいよいよ始まるわけで、それを逆手にとって年末年始を長くしたり、お盆休みを長くしたりと、各自が自らを磨いていく為に使うようになっていく元年と捉えていきたい。既に一週間近くが過ぎてしまったわけだが、貴方待つのも松の内と呼ばれる範囲にありますな、本年もどうぞよろしくお願い致します。
今年はこうしようとか、本年の目標はなんてものは考えない。常に進化し続ける宇宙空間において、今日から新しくなんていう考え方はあり得ない。瞬間瞬間をステップに思考を進めていくことが求められる時代。最大限に可視化して前に行く。立ち止まる。遡る。
可視化するからこそ達成度評価基準が意味を持つ。何をもって達成したのか、到達したのかを評価するには、可視化以外には無い。可視化できるものは企画以外には無い。形に現わせるものを積み重ねていく。それで良い。結果を判断指標にしても、地球の何処かで行われていることが全てお見通しなんてことはありえないので、バタフライ効果を含んだものは意識しても無駄である。
今を出発点にしている若い方々と、過去の成功にしがみ付く人々とが同じ指標というのもおかしなお話だ。引退年齢を自らが設定する時代になって久しいが、設定を誤らないようにしていきたい。意識の中にあるのはそれだけである。