孤立無援

あらまぁ、何という事でしょう。昨日の原稿がそのまんまでしたね。孤立無援というタイトルそのものでありまして、結局のところ自分が動かないと何も変わらないよということを言いたかったんですね。黙っていれば誰かがやってくれるだろうみたいな、そんなわけは無いですよね。誰でも自分が可愛いから辛いことはやりたくない。でも辛いって思うこと自体がどうなんだろうなと思うのです。

8割の人がリモート講義は良いという、一方で7割の人が寂しいという。孤立無援だという。いやいや、孤立無援になることって相当に難しい。車に跳ね飛ばされて意識を失っていても、気が付いたら病院まで運んでくれるしね。孤立していると思ってしまうと、意識の壁はどんどん高くなって、結局その意識が大きくなる。専門家では無いのでこの程度で止めなければならないが、そう感じている。

眠っていてもその間には常に仕事や人が襲い掛かってきて、目が覚めたと思っても、結局は夢の中で「あぁ、夢だったか」なんてなっている。今、こうしている時間の中においても実は夢だったりするのかもしれない。でもどうやらそうでもない。判断し続けないといけない。夢を追い続ける場は遥か遠い世界になったが、この状況は孤立しているのかもしれない。ただ、無援では無いのだ。

検索エンジンを叩けばなんらか答えが返ってくる。これは既に孤立無援でない証拠だ。限界は誰にでもある。そう思うと気が楽になる。超人になんてなれるはずは無いのだ。だって誰もが人だもん。なんだかタイトルだけ与えられてそこに書き込むという不可思議な戯言になってしまったが、本当は別に原稿はあったのです。まぁ、戯言だからそんなもんだ。

三周年

航空サービス企業があえいでいますな。そりゃぁ海外との行き来はダメですよと言われてしまうと、それで稼いでいたわけだから、コロナ禍の被害を強く受ける業種の一つであろう。航空機そのものを作っている企業においてもあえいでいるわけで、それを使ってサービスをする側に成ると、潰しが効かないだけにどうしようもない。エアアジアジャパンがクローズしそうである。海外との行き来も許すとなっているわけだけれど、直ぐにどうのこうのということは無かろう。厳しい環境である。

モノづくりからコトづくりと叫ばれて、場づくりとなってきたわけだけれど、言ってみれば航空サービス企業はまさにコトづくり業種なわけですよね。コトが無くなってモノが売れなくなる。理にかなっているなぁと思うわけですよ。最近、車の売上が回復基調にあるということですが、セールスに用いる商用車の買い替えということで、これは人の移動が始まった証拠。サービスが活況になればモノもそれなりに売れ始める。

金型屋さん達のお仕事が激減しているということなのですが、これは内燃機関向け金型と思われるわけで、それを引きずっていると、まぁ、想像の近未来になりますな。鋳物屋さんもご同様でしょうね。悪く言っているわけではないです。川下の業種を換えるしか無いということですよ。薄いフライパンとかね、もう既に市場は埋まっていますから、二匹目のどじょうは見つからないわけです。先手を打てる人にはかなわないということですよ。

先手を打つ勇気。これは大変なものでして、挑戦者にはその一万倍くらいの足を引っ張る人が現れる。ありとあらゆる、想像を絶する反対を受けるわけです。それでも信念で頑張るわけですが、くじけずに進むと何か起きます。くじけずに無茶をするというわけではなく、あくまでも丁寧に一歩々々なんですよ。機構設立3周年。これからも歩み続けます。