三周年

航空サービス企業があえいでいますな。そりゃぁ海外との行き来はダメですよと言われてしまうと、それで稼いでいたわけだから、コロナ禍の被害を強く受ける業種の一つであろう。航空機そのものを作っている企業においてもあえいでいるわけで、それを使ってサービスをする側に成ると、潰しが効かないだけにどうしようもない。エアアジアジャパンがクローズしそうである。海外との行き来も許すとなっているわけだけれど、直ぐにどうのこうのということは無かろう。厳しい環境である。

モノづくりからコトづくりと叫ばれて、場づくりとなってきたわけだけれど、言ってみれば航空サービス企業はまさにコトづくり業種なわけですよね。コトが無くなってモノが売れなくなる。理にかなっているなぁと思うわけですよ。最近、車の売上が回復基調にあるということですが、セールスに用いる商用車の買い替えということで、これは人の移動が始まった証拠。サービスが活況になればモノもそれなりに売れ始める。

金型屋さん達のお仕事が激減しているということなのですが、これは内燃機関向け金型と思われるわけで、それを引きずっていると、まぁ、想像の近未来になりますな。鋳物屋さんもご同様でしょうね。悪く言っているわけではないです。川下の業種を換えるしか無いということですよ。薄いフライパンとかね、もう既に市場は埋まっていますから、二匹目のどじょうは見つからないわけです。先手を打てる人にはかなわないということですよ。

先手を打つ勇気。これは大変なものでして、挑戦者にはその一万倍くらいの足を引っ張る人が現れる。ありとあらゆる、想像を絶する反対を受けるわけです。それでも信念で頑張るわけですが、くじけずに進むと何か起きます。くじけずに無茶をするというわけではなく、あくまでも丁寧に一歩々々なんですよ。機構設立3周年。これからも歩み続けます。