夢も見られない

本当にやってくるのか心配になっているリニアモーターカーなんですけど、トンネル工事で悲劇が発生しましたね。大工事で難工事ではありますが、人の命より尊いものは無いわけで、今後絶対に生じて欲しくないと願うばかり。お亡くなりになられた方のご冥福をお祈りするところです。活用させて頂くことがあるとすると、思い出す出来事になりますね。人が入って目視で確認というのが基本原則なのかもしれませんが、AIの目を搭載したロボットだってある時代なのに、それを先行させて安全確認は出来なかったのか?

新しい技術には疑いがつきものなのですが、それでも使っていかないと、世の中ちっとも変わらない。過去に決まった価値観をすり込んでくる。自動車を設計してアッセンブルして売る会社だけが儲ける仕組みとかね。この垂直統合を必死に守ろうとした結果が、日本の自動車のDXを阻んだ。逆に水平分業で良品廉価の組み合わせで突っ走った結果、TVを作れる企業が日本から消えた。独り勝ちで自滅するか、価格競争で共倒れするか。いずれにせよ利益を生まない日本型産業はもう卒業しませんか?

マスクを数百億円掛けて作って配って、余りは6億円もかけて保管。これ税金ですよ。全国の小学校に良質なPC等電子機器を行き渡らせることが出来たろうに。複雑な仕組みを作って、国民に具体的な価値が行き渡るコストをべらぼうに大きくしていく。それが現行の政治と官のやり方なのに、恐らくそれは変わらないだろう。特定の誰かだけが利益を得て、末端の国民には情報を閉じて艱難辛苦だけを公平に分け与える。それによくぞ日本国民は耐え続けますよね。小生もそうなんだけど、そうそう持続しないと思う。

お金が回らないと国は活性化しない。それはそうかもしれない。ただ、大企業ばっかりがお金を貯め込んで、一般ピープルにはちっとも回ってこなくて、GoToキャンペーンの補助が無いと食事にも旅行にも行けない国民ってどうなんだろうね。結局、老後は2千万の現金を持っていないと生きていけないなんて現実が、消費にブレーキを掛けるわけでしょ。まぁ、欲しいものがあるわけではないからどうでも良いけどね。山歩きをして、汗をかいて、温泉に入って、ふわぁ~なんてね。夢のまた夢だ。

考えどころ

不安要素を抽出して、拡声器を使えば、日本人の特性で「やめておこう」となるだろう。与党の戦術が、小生の記憶の限りそればっかりなのだが、国民側もやっぱりそれに引っ掛かる。近年はマスコミもそれをアシストしていて、中立的な報道に出会ったことが無い。まぁ、マスコミも所詮私企業であるから、長いものにまかれていないと、明日が無いと困るということなんでしょうね。ほっとんど街頭演説というものに出会えない。立候補者のホームページを拝見するとわかるらしいのだが、追っかけをするつもりはなく、選挙公報をじっくりと拝見して投票に臨もうと思う。

我が国にあって先人の血の滲む努力の結果獲得できた選挙権である。北海道のコメが美味しくなったのは地球温暖化の成果であるとか、野党連合は国家を破綻させる打とか、アンチ演説だけが走り回り、SNS等も含めて現与党だけが政権担当者であると、国民の洗脳が激しい。そうかもしれないけど、そうではないかもしれない。政党が正式に提出している広報情報のみが歪みの無い主張であって、それを横並びにして比較検討し、自らの主張に近い者・政党に投票するというのが現行の投票の唯一の解である。罵声に揺れる様では、そもそも国民とは言えまい。

マスコミ報道で、投票活動に最も影響を及ぼすのは「コロナ対応」であると聞いた。ふぅ~んと思う。コロナ対応という単語だけが走り回って、一体、何をするのか、どんな財源で成すのか、そしてその財源消費による財源の穴ぼこをどうやって埋めるのか。消費税をゼロにするとか絵空事は以ての外だが、年限を限っての提案であれば悪では無かろうが、その場合にも3年間は5%にするが、その後5年間は15%にするとかね、現実的な提案でなければならぬ。防衛費も上げざるを得まい。綺麗ごとだけでは国は成り立たない。どんな組織もそうだが、理想を掲げ、そして現実を見る。その差分をどのように考えるかが戦略の中核となろう。

GAFAの時価総額が日本の年間GDPの2倍以上になっている。それが現実である。他国発の技術を有難がり、エネルギーも食料も指をくわえて手を合わせ、恵んで頂く政策でずっとやってきた。原子力とて核燃料は全部輸入品である。CO2排出を抑える切り札は原発だ!と、さも当たり前のように語るわけだが、ゴミ問題だけが叫ばれるが、地殻をほじくってウランを集め、生成し、それを購入して活用するわけだが、そこにどれだけのエネルギーが使われ、税金が使われるか知ってますか、国民の皆様、政治家の皆様?ちゃんと考えて投票しなさいよ。国の未来は一票を投じる貴方の責任だ。

余りにもお粗末

日本のDXが一向に進まない。進ませないように先達が頑張るからね。「これはこういうものだ」って、そういうものだって、過去の人がその時の都合で決めただけでしょ。マイノリティを大切にするのは悪い事では無いけれど、既にマジョリティになっているDXをマイノリティが停めてしまうこのいやらしさはなんだろう。どかんと変えて、浮き彫りになった本当に都合が悪いところを、点で補正すればよろしかろう。

いつまでこんなことやるのという代表選手がWeb会議の事前接続テスト。おたんこなすもいい加減にして欲しい。そもそも、会議が深夜で、テストが職場環境からで、同じ場所に居ると思っているところが浅ましく、そしておぞましい。思考範囲が狭すぎる。そもそも不要なのだ。こんなことをしているから諸外国に置いてきぼりを食う。なんというネットワーク対応の弱さ。それは機器の弱さではなく、人の弱さである。

未だに、ウエブ画面上で変なところをクリックしたら機械が壊れるのではなんて言う人が沢山いらっしゃいますからね。お子様達をごらんなさいな。クリックしまくって勝手に身に着け学んでいく。砂場で遊ぶが如くに電脳を我が物にする。資源は人しかいないのに、その人が伸びる環境を潰していって、いつまでもふんぞり返りたい人達に滅ぼされる様の、なんと悲しい事か。と、言われないようにしないといけない。だから謙虚に学び続けなければならない。過去の慣習のままで良い事など無いのではないか?

偉い方が作られた進行メモの中に「事前接続テスト」って書かれていて、それを愚直に実行しないと怒られるのでしょう。とは言うものの、こちらもそれに合わせて機械の前に座っていないといけなくて、それが公開されている日程表にどかっと入ると、他の人の求めに応じることが出来なくなる。「本当に無駄」な作業の為に大勢の不利益が生まれるのだ。だんだん腹が立ってきた!戯言で怒っても仕方が無いが、事前接続テストは世界中で禁止するべきだ。そう思う。

自分の身は自分でね

なんかうっすらと感じていたのですが、すずめやツバメが減っているのではないかと。環境省の調査結果で、明確に減少していることが確認されたそうな。両者ともに農地などを好むというか、そのエリアに見出されてきたらしいのですが、農薬や作物の変化が、昔話の主人公を蹴散らしたという結果らしい。コロナ禍という状況において、在宅勤務を当たり前にした企業群の存在が、居住地を都心から郊外に移させたみたいなものかもしれない。ただ、絶対値が減ったという事に関しては趣が違うが。

同様に、大型の水鳥が増えて、小型の水鳥が減ったそうな。小型の鳥がえさにする小魚が、ブラックバスなどに捕食され、減少した影響らしいとの事。ブラックバスを丸のみにするような大型の水鳥が増えているというのも凄いお話だ。富裕層は益々富み、小生の如くはますます貧困のどん底、そして絶滅の一途をたどるということでありましょう。野鳥環境も人間環境も似たようなものだなと実感する次第。

一昨年くらいかしら、ミツバチが居なくなって作物生産に支障が出ていると。ミツバチだけではなく、様々な蜂類が受粉に駆り立てられているが、これらもビニールハウスの中でノイローゼ的になって攻撃性を持ったり、集団で突然死したりするそうな。コロナ禍で退学者が増え、悲しいかな自殺者が増えたという報道が成されるが、その真逆の事例は報道されない。人と交わらないが故に生き生きと活動出来、自己能力を最大限に発揮できる者だっていらっしゃるだろうに。大企業に都合の悪そうなお話は削除されるのだろうなと、そんな風に感じてしまう。

気候変動がきっかけですずめやツバメが減ったのかと思いきや、農業環境が大きく変化したからだと、ニワトリ・たまごの関係はどうなのかと?温暖化したから農業環境が変わり、その結果、野鳥の生態に影響が出たのか、それらは関係なくて農薬がどんどん使われるようになったからなのか。遠い昔のお話だが、後輩がアパートで残念な姿で見つかった時、腐敗が無く、警察が驚いたそうな。防腐剤たっぷりの食事を幼少期から摂りつづけ、腐らない体になっていく。そんな不気味な食事しか出来ない国で良いのか?言いたいことはそれだけだ。

病は気から?

人が健康で生き続けるというのは難しいなぁと、コロナ禍で痛感した次第。小生が覚えている最初の「納骨」儀式は、癌で亡くなった伯母のもの。それ以来、癌という単語がトラウマになり、不治の病と言えば癌と脳裏に刻み込まれている。近年でこそ、5年生存、10年生存、それどころか除去によって完治するという事例も見受けられるようになってきた。それでもやっぱり癌という単語は小生にとって極めて恐ろしい単語である。

壊れやすい遺伝子であるから、平常細胞は容易に癌化してしまう。人工的化学物質の接種だけではなく、自然発生的にも十分にあり得るわけで、確率論的に癌細胞を体内に宿すことになる。年齢を重ねる程に、癌細胞の増殖速度が低下するというのは何となく皮肉だが、それはそれで周囲に生活している人間にとっては、ある意味ほっとする出来事である。加速器とか化学薬品を扱ってきた身にとっては、常にびくびくしていないといけない。

不治の病というのは癌ばかりではない。失明に繋がるもの、肺炎に繋がるもの様々だが、いずれにせよ、生命を宿すものの宿命だ。それらに憑りつかれることなく天寿を全う出来る者は果報者だ。現世か前世か分からないが、余程の善行を積んだ方なのでありましょう。段々と寿命が無くなってくると、いろんなことを考えるようになるわけですが、単純に断捨離していかなきゃななぁんてのもそうだし、出来ることなら病の断捨離をさせて頂きたいものだ。

選挙の度に暗くなるわけだが、前にも言ったけど、政治に参加しない国民が多過ぎる。何をやっても変わらない?本当か?何かやったのか?マスコミを鵜呑みにして現状維持に突き進むか?それも国の疾病というものだ。ちょっと山間をドライブしてみると、畑のど真ん中に巨大な工場が出来上がる。農地を破壊して食料自給率を下げていく。山にはやせ細った杉の木が林立し、本来の山の機能を果たさない。我が国の自然環境でなければならないことも沢山あるだろう。教育とて同様だ。国も人も不治の病に侵されるということか。悩みは尽きない。

血は通っているか?

鬼だの野獣だのと言われることが多いわけだが、案外「この人は10年後にはこうなっているだろう、いて欲しい」と願ってお話をさせて頂いたりしている。そう思って頂けないことは解っている。何しろ、その人も周りの人も、大抵、10年後には隣に居ないからだ。ちょっと貴重な体験をさせて頂いた。戯言で回顧録も無いもんだが、まぁ珍しいので。とあるところでとある評価をさせて頂いた時のことだ。

小生が携わってきた分野では至極当たり前の道具を、そうではない分野の方が活用して「私は新しいという」。そう、道具が新しいのではなく、使い方が新しいのだ。専門家からはあれやこれやと突っ込まれて、云わばサンドバッグ状態だったのだが、蓋を開けたらその打ちまくった方々の評価が高かった。異分野であれだけの質問に耐えたという事は、それなりに自分自身で学び、自らの技術として昇華させていたからに違いないと。全く同感であって、専門家側としてとても嬉しく感じた。そう、若手に対する愛情は荒っぽいが、将来を見据えて評価をされるベテラン。

一方で、書面審査では一見、凄いんだけど、面談をしてみると「結局、何をあなたはやったのですか?」というところに疑問符がついてしまうとか、「俺は新しいのだ!」と強調するだけで「で、何をやったの?」という問いに対しても新しいのだ!としか言わない。新しいと言えるエビデンスはと言っても何も出てこない。ビッグデータサイエンスになると、そのデータの確からしさ、獲得したデータと他の事象との分離とかね、自然界を相手にしようとすると、AIが判定したから正しいでしょと言われても、将棋と違って勝ち負けの白黒が着くわけでは無いからね。

プレゼン環境に対して文句を言うとかね。じゃぁ、どうしたら良かったのでしょうという問いに対しては「気に入らなかった」の一点張りで共に成長しようとする気持ちが無いとかね。要するに「暖かくない」のだ。単に苦情であって、解決策の提案が無い。そんな学者の言う事を社会は信用するだろうか?プレゼンを聴いていて、内容は素晴らしいなと感じても、質問の受け答えとか、段々ぼろが出てくる様とか、それは無いだろうということになったのは、ご自分の研究成果への謙虚さと学び続ける姿勢が無いからでしょ。結局は人なのだ。研究も政治もそうなのだと改めて実感した。ちょっと心地良かったので記してみた。

自己責任

一票の重みが2倍以上もある。こんな状態を延々と続けている国で、投票率を高めようというのは土台無理であろう。投票率が高い選挙を見てみたいと先日ほざいたばっかりだが、裁判所においても認めてしまう民主主義レベルの低さだ。民主主義を解っている国においては、家一軒、選挙区に入れる、入れないを議論するのに、平気で2倍を認めている。被選挙人も恥ずかしく無いのかな?投票の重みが地域によって異なるって、もう民主主義国家では無いわなぁ。

演説が始まったわけですが、官僚のトップが仰るようにばらまき競争ですな。対新型コロナワクチンを無料にしたのは我が党だとかね。国民の税金だろ?あんたじゃないよと突っ込むわけだが、消費税を無くすとかね、これも言わばばらまきであって、五十歩百歩だ。勿論、消費を刺激するという点においては影響力はあるだろうが、財政健全化という観点においては破壊的影響力しか無かろう。そうあって欲しいとは思うが、自分を守って頂くはずの国が無くなっては話にならないので、ちょっとこれも現実的では無い。

投票日当日は、投票会場の「密」を思うとおっかなびっくりではあるので、期日前投票などを考えてはみるのだが、どの党に票を入れて良いものやら悩んでしまう。安易にうっかりというわけにはいかない。自分達の将来が掛かっているわけで、たかが一票、されど一票である。意思表示は根拠が無ければならない。今まではこうだったからとか、そんな安直なことではいかんのだ。いかんのだが、この国はそれがまかり通ってしまうんだなぁ、悲しい事だが。

来週には決断せねばならぬ。ならぬのだが、政策的に差を見出すことは極めて難しい。難しいとなってくると、何を重視しているか、そこから判断することとなる。コロナ対策で10万円ばらまけなどという狂気の政策にはとても納得など出来ないから、ネガティブ要因から排除というのもありだろう。妙なヒエラルキーが伝統的に重視されているところとかね。そんな寒気がするような、世界的に化石の方々にはご退場願うしか無かろう。投票した者にも国家沈没の責任がある。心して一票を投じねばならぬ。その意識が無さすぎる。情けない話だ。

学び続ける価値はある

当たり前なんだけど、無駄に生きてきて、怠らずに良かったなと言うのは知的謙虚さというか学び続けてきたことかな。学んで何かなったかと言われると何もないですよ。何も無いという事は「足りなかった」という経験が無かったという事で、まぁ、平準にあったのかということだよね。何も無いと感じるためには学びの貯金を溜め続けるという事、時々使って財布を空にして、新しい知識でそれを満たすこと。

なかなか難しいなと感じることは、技術が社会や自然に及ぼす影響が地球規模になっていること、そしてその責任が地球人類全員にあるということ。誰も「私は関係ない」という事は出来ない。威張っている人は居ますけど、一つの星の人達ですからね。地球的規模で眺めれば、特に気候変動などは経済云々第一に地球人が動いてきたからでしょ。百年後を見据えて動き始めないといけない。

選挙下において、半導体素子製造企業誘致に対して税金の投入の是非が言われていますけど、東芝半導体が沈没した時に税金投入は無かったわけで、そんなところと比較するとどうかなとは思います。が、国内の半導体用ケミカル(基板も含む)や製造機器企業は、その価値において世界トップを走っているわけで、国内にそれを消費する価値創造企業を誘致するという事であれば、そして、CPUという、永遠に発展を続けないといけないものに対して、安全保障という観点からもやむを得ないのだろうなぁと。これも、教育・研究に対してお金を出さず、GoToみたいなところにだけお金を入れてたツケが回って来ただけなんだけどね。

科学・技術、そして情報を活用して、社会の未来の要求を先取りするようなストーリーを描く教育が成されてこなかったという事だ。エンジニアリングデザイン能力の涵養ということなんだけど、これに関してきちんと講義が出来る人の育成も成されていない。論理的な記述力、口頭での説得力、そしてコミュニケーション能力が極めて大切。自らの研究テーマを社会価値と勘違いする人々の何と多い事か。

挑戦

結局のところ、思考力というか、考え方を学んで、それを実践できるかということだろう。所得倍増とか言うけれど、学ばせずに何故に所得が倍増するのか?ハイパーインフレでも起こそうというのか?政策が各党から出てきてじろじろ眺めて比較するわけだが、消費税を一時無くすとか、下げるとか、所得を倍増させるとか。日本初の製品を海外に持ち出して、外貨を獲得する以外、国を富ませる方法は無いわけで、知恵を磨かずお金だけ欲しいなんて、そんな都合の良い事があろう筈がない。なんでそんな思考がまかり通るのだろう。コロナ対策とか言っているが、ネクストコロナの為に製薬会社や研究機関を横断的に束ねて、そこに1兆円突っ込みますとかね。それくらいやったらどうなの?

思考力を鍛える場の一つとして博士後期課程というのがあるわけだけど、そこへの投資額が世界最低レベルの国。そんな国なのに、国際競争力のある論文を書けとかね。〇細胞がありますみたいなことになるわけだ。追い込んでどうすんだ。妙な競争を煽るのでは無くて、じっくり丁寧な研究をするようにしたらどうだ。既存のテーマを少し変えて、あたかも新しいテーマの如く、自分を騙して、先輩の論文をちょこっといじって提出するとかね。知らないと思って人のテーマをパクって自分が考えた如くに言いふらすとかね。恥ずかしい限りだ。そんな国だもの、世界に対して買って頂くものなど無いぞ。

あるところにはあるんだけど、企業は100万台レベルで売れないとアイデアを採用しないしね。その間に、海外からその機能を有する製品が出てきて、二番煎じにもなりはしない。補助金待ちで冒険レス。駄目なものは駄目なんだと思うよ。挑戦無くしてリターン無しは当たり前なんだけど、挑戦せずに儲けだけ欲しいなんて、いつからそんな国になっちゃったんでしょうね。まぁ、バブルという甘い汁でおかしくなった人達が、経済界、政界を闊歩している間は駄目なのかなぁ。

高校生までの夢をカタチにしていくとかね、東海地域の企業群なら可能だと思うのだけど、大企業はほったらかしておいて、中小企業の皆様には踏ん張って頂きたいです。ベンチャー起業家とコラボして頂いてね、若いアイデアを夢の通りに形にする。組み立てが面倒だから簡略化するとかね、そんなことは考えては駄目。SiCを磨き始めた時、学会で「いつか新幹線に載せるから」なぁんて夢を語ったら載ったもんね。言霊、大切。有言実行。あなたは挑戦してますか?

生きている理由は?

昨今、普通にお仕事をさせて頂きたいたと願っても、財政難で座席が無いからごめんなさいとなる。労働組合代表の組織が政界に入ろうとしたら、神の声が来て、やめろと言う。今回の総選挙も、現与党連合の圧勝が見えますな。円安が進み、リットル当たり250円位のガソリン価格になるんだろうなぁ。自動車旅行ができなくなれば自動的にCO2削減に繋がると言う算段か?だったらGOTOは鉄道活用に限ると良い。

現生人類が形作られたのは、まぁ、発祥からすると700万年前なのだが、集団生活を考えると、たかだか2万年前だ。栗を栽培し、他人のために皆で協力する意識は700万分の2万だけのものだ。遺伝子に組み込まれている「他人のために」と言う意識の醸成は、高々、それだけの期間に於いてしかないのだ。

人は一人では生きられないと言うが、それは一人では増殖出来ないとの言い換えであって、現生人類の言い訳であろう。生きることは出来るが、勝手に決められたルールを守らされて、お互いの奴隷関係で平和を保っていないと生きられないだけでしょ?ほら、考えてみなさいよ、起きて寝るまで、どれだけの制約の中で生かされているか?

地球規模の課題だからCO 2を出すなと言う。出さない技術に金を出すと。金って何?オーストラリアのストロマトライトに見られるように、地球の循環は続いてきた。それを経済優先で止めようとしている。CO 2がダメならそれを出さないけど、もっと地球を暖めるのは良いと言う。エントロピーを小さくするには、大きくする以上にエネルギーが必要なのだ。魔法は無い。それだけの事だ。