テクノフェア御礼

昨日は名工大テクノフェア、皆さま、有難うございました。また、スタッフの活動の素晴らしさに感動を頂きました、感謝いたします。まさに黒子の働き、感激で御座います。

年に一度のお祭りの一区切り。展示内容も年々濃くなり「コアテク」はいいなぁと素直に思うのです。多くの研究者がディープにテクノロジーを追求する姿こそ美しく、世界と競い合っているなと感じるのです。しかし、それが社会に出てくるということは何らかの形を纏わなければならず、その変化が難しい。自然にならうことが美しいのだと思っていたが、VRと真実の垣根が無い世界で育っている若者にとって、それはただの一側面でしかない。

今のところ原子核の周りに存在する電子の運動は抵抗が無くて良いという現象は解釈の仕方が変わってはいない。変わってはいないが量子力学が誕生して僅か120年のことだ。シリコン半導体素子を持ち歩くようになったのなんて1960年台からであって、こっちはたったの60年だ。それに液晶がくっついて指でなぞって。はて、次は何処に行くのか。

大型の金属加工物をいじっている限り、熱膨張からは逃げられないわけだが、妙に桁が多い数値の図面が機械の使い手を悩ませる。いや、苛め抜くと言ったほうがいいか。そんな作り方も変わるべきでしょうね。ものづくりと言えばJIMTOFがビックサイトで開催ですな。小生、日、月に出没致しますので、世界のものづくりを語り合おうではないですか。どうぞよろしくお願いいたします。