明日を歩く人達に

何となくいつものことだなと思ってしまうのですが、組閣っていきなり始まっちゃうんですよね。内閣としてどんなビジョンを持って、それを実現するための戦術を各省庁で作って、その反省で「こうだったから、ここが今の日本の実力として強みで、こっちが弱み。どっちを伸ばすためにこの戦術を行うけど、それを実行出来そうなのが○氏だから大臣を任せよう」とかでは無いんだよね。何年目でどんな派閥だからこの人みたいなね。少子化担当大臣には期待したいけど、思い切った政策を打ち出して頂きたいですな。

昨日の日曜日、3D-CADでとある図面を起こしていたんですよ。バージョンが上がっていたのをうっかり入れて、もうすぐ仕上がりというところで「お作法違反」のアラート?この間まで普通に出来たのにどういうことだ?と堂々巡りに陥るわけですよ。仕様書を見ると「以前はインチキをしていた、このバージョンは美しいのだ」と、まぁ、そりゃぁそうかもしれないけどね。こちらは活用させて頂いている身だし、世界のルールがそうならば従うしか無いわけですな。標準とは恐ろしいもので、声の大きい奴が「これが正しいのだ」と言うとそれが通っていく。

大上段から「お前が悪いんだ」と言われると、まぁ、そうかなぁ、そうでも無いけど、しょうがないかと泣き寝入り。心が折れる瞬間ですな。こういうルールだから従えとかね、それ一体、いつ出来たルールで、誰が何を実現しようとしていた時に出来たものか?時代がどのように変わろうと、一度、「人」が都合で作ったものを後生大事に守ろうとする。いや、戦争の放棄とかね、そんなものは守って良いのですよ。それは拠り所だから、そう簡単に変えてはいけない。ただね、所詮、ルールなどは人が決めているものですよ。

少子化がいよいよ強烈に強く効いてくる。絶対値だけではなく、高齢者との比較においても猛烈だ。消費税がいつ上がるのか、社会保障費はどんどん上がり続ける。牛肉1kgを生産するのに、水を10ton必要とする現状だ。挑戦を許さず、競争を暴力と言って共倒れを伝統とする妙な国家。まっぴらごめんだね。まずは、自らを徹底的に鍛えて、自分自身が何者なのかを刮目せよ。さもないとあっという間に要らない人認定されちゃうよ。そんな時代が、ほら、もう海の向こうには来ているんだから。若者よ、老人に遠慮するな!頼むからさ!