ANNのネットニュースなので、真偽のほどは分かりませんが、お盆休みにハワイに行った家族のお話ですが、1日22万程かかったとか。ラーメン店で4人で1万円で驚いたとのことなのだが、そもそも円安で、しかも物価が米国本土で40%以上上昇、コロナ禍明けで(ハワイでは)ご祝儀相場になっているところに出掛けたのだから、まぁ、それくらいは掛かるんでしょうね。2週間で往復のフライト込みで250万円だとか。同様のニュースをご覧になられた方もいらっしゃるとは思いますが、逆に、日本が如何に貧しい国になっているかと言うことでしょうね。
MBA分野で笑い話的な定規と使われるビッグマックの価格ですが、日本の390円に対してアメリカでは5.15$で、これに140円を掛け算するとハワイの消費税が4.712%だから755円だ。ヨーロッパの大学生が、留学は日本はやめてタイに行くという、そのタイにおいては482円で、日本より国力はあるなと実感出来て、そりゃぁ、日本になんぞ留学には来てくれないなぁと、残念と言うか、やっぱりなぁという気持ちになる。まぁ、ビッグマックなんて食べないからどうってことは無いと言うわけではなく、なんかね。
コロナ禍において、国際会議などはWeb参加が可能になり、開催国の時間帯に合わせないといけないわけだが、まぁ、そんなことは極めて些細なことなんだけど、将来、お友達になろうなんてことを思うと、どうなんでしょうねぇ?仮想空間国家で友達となっている人達が多い状況において、リアルに逢わないとなんて言っているのは老婆心ということになってしまうのでしょうね。仮想空間で仮想通貨で生活しちゃう時代になるんでしょうけど、肉体そのものはリアルであるからね。それを支えるのはリアルな現金であって、円安なんてほめられたものではない。
仮想空間で物事をやり取りしようとしたとしても、小生の仮想空間の師匠に依れば「現金が無いと、仮想空間のアイテムは購入できないから、リアルな貧乏は仮想空間でも貧乏スタート」だとのこと。となると、仮想空間でも我が国は負け組になってしまうのか。それでもハワイへの家族旅行で250万円も使える方がいらっしゃることを聞くと、まぁ、それだけのことを出来る方がいらっしゃるのであれば、まだ、大丈夫なのかなと思ったり、経験にこそお金を使うべきだということなのかとも思ったり、まぁ、いずれそんなところにはもう行かないだろうなと、国内旅行すら億劫になってきた私であります。