統一地方選挙が公示され、立候補者が出揃って毎度おなじみの街宣カーが走り回る。地下鉄の入り口で辻説法もあるのだが、どうも決め手に欠けてしまう。子供対策と言って、保険金を値上げしようなんて与党はもってのほかなのだが、野党は何をやりたいのかすら解らない。身近なはずの地方選挙でこのありさまなのだから、国政選挙に至っては論点が無くなってしまうのは仕方が無いのか?名古屋市などは選挙になっているという状況ではあるが、名古屋市の外では、かなりの選挙区が無投票当確だ。
選挙があれば良いということでは無いが、20年も同じ人が首長とかね、それはどうかと思いますよ。時代が動いているわけで、30代、40代の人達がどんどんと意見を言える空気感がなければいかんだろう。女性にもどんどん参加して頂きたいのだが、概ね60歳以上とかね、そんな年齢の人達が地方から国を動かしているわけだから、子育て世代の「今」の有様など分かりようがない。
子育て云々は勿論大事なのだが、20歳代から40歳くらいまでの人達が、暮らしに不安を感じることなく楽しく働ける環境が出来ない限り、子供なんて増えるはずが無いのだ。結婚しないと子供を創ってはいけないとかね、妙な風習をかたくなに守り続けている限り子供は増えないね。女性天皇も認めない、あんぽんたん連中に政治をやらせている限り、人口減少に歯止めはかからないだろう。日本の人口減少と地球温暖化は既定路線だ。
例によって候補者の主張は読ませて頂くんだけど、定性的な根性論に過ぎず、美辞麗句と財源を無視したものの言い様で、実現性が懸念だらけだ。立候補することは凄いことなのは認めるのだけれど、この人達が自分達の税金を無駄に使おうとしているかと思うと腹が立つ。しかしながら、誰かに票を入れなければならない。投票行為をしなくなったら、それこそ国賊。国を良くしよう、その為に働こうと思うのであれば、税金の使途を意識せねばならぬ。そう思うのだけれども、選択肢が・・まぁ、あと一週間あるからね。じっくり考えるとする。