遥かなる明朗会計

ふと思うと、既に9月に入っているわけです。従前、8月と9月が夏休み月間で、今がチャンスとばかりに学会活動、執筆活動に打ち込んでいるわけですが、今年度は講義の開始が遅れていることから今週末で講義修了の日程となっています。社会が熱波に包まれていて秋の気配は虫の声だけでありまして、夏ムード満載なのですが、週末辺りに台風がやってきて秋風が吹くのかなと思うところです。

日本の遥か南方に成長を始めた台風が、30℃以上の海面上を成長しながら進んでくるそうで日本列島を直撃するかかすめるか、数値計算のばらつきはあるわけですが、列島上空の空気のミキシングはしてくれそうだなと思っています。海面からの水蒸気をしこたま吸い込んでやってくるわけで、進路予測に入っている九州地方の皆様にはくれぐれも命大事に行動をして頂くことを願うばかりです。そしてきちんと国が命を守る対応をして欲しいと思っているわけです。

自民党総裁候補者がどのように選ばれるのかなと思っていたら、森首相の時ほどひどくは無いにせよ、地方の声を聴かないよという姿勢で突っ走るという、結局、その方が総理大臣になられても、国民は知らぬ存ぜぬでいくのだなというのが見え見えで情けなくなるわけですよ。国民の声って、そんなに自民党の方針とずれているのかなぁと、まぁ、そうなのだろうなぁと感じるわけですが、いやいや、いつも言いますが、圧倒的多数で選挙で勝たれるわけだから、国民が望んだ方向性を受け止めないといけないなと感じるわけです。

戯言ですから、大仰なことを更に大袈裟に語るわけですが、実際のところ、税金をきちんと使って頂きたいというのが素直な願いなのですよ。税金が高くなっていくのは、高齢者社会になっていくわけだから、福祉を考えればそれはそうだろうとは思うのですが、コロナ助成金がフェラーリに化けているような話を聞いてしまうと、うんざりするわけですな。税金の使途がクリアな国にならないものかなぁと、例によって大袈裟な話をするのですが、少なくとも機構においては明朗会計、オープンなやり方を変えるつもりはさらさらないのでご安心を!