お盆の過ごし方考

ロジカルシンキングとラテラルシンキング、両者混在の下、漏れなくダブりなく、ラテラルに広がりながらロジカルに関係性を説明できるクリティカルシンキング。まぁ、大人になると誰でも出来ると思っちゃうんだけど、決してそうでは無かったりする。「馬鹿な理系者」(理系の馬鹿では無い)が陥りがちな狭視野のロジカルシンキング、「馬鹿な文系者」が呈する思考の発散による意味不明な問いかけ。どちらも辟易で、頼むからもうちょっと学んで頂戴よと思うわけだ。

これもしょっちゅう言う事なんだけど、子供の頃の親の絵本の読み聞かせが肝では無いのかな?共感と思考の繰り返し。話を聴けて共感でき、そして自ら発想する。三つ子の魂百までで、三歳までの読み聞かせが出来ていないと、結局のところ、素地としては不十分。その経験があるとすると、トレーニング次第だね。知識だけは持っているのだろうから、ロジカル・ラテラル思考のトレーニングを積んで、話芸を少し身に付ければ、もうそれでOK、聴ける話が出来るようになる・・と思いたい。

プレゼンテーションにしろ、単に説明って言う人、居るもんね。その後の、その方から発せられる単語は一切、鼓膜に届かないから何も覚えていないけど、どうせ時間の無駄だから聴かないのが良い。「相手に自分の主張に対してYesと言わせる」ことがプレゼンテーション。データ並べてこう思いますって、あぁ、なんと情けない時間でしょう。鶏舎に行って鶏と対話するのがお似合いだ。

理系も文系も無いのです。要は会話を通じてお互いを尊敬でき、共調・共鳴し、お互いの主張を高めたところで納得し合う。それが相互認証だし、会議の落としどころだ。思考レベルが低く、会話が成り立たないのでは困ってしまう、対話にまで行けば良い方かもしれない。もうちょっとお互い尊敬しあう事出来ませんか?人と人でしょ?二つの思考法のトレーニングくらいして頂戴。お願いだから、折角のお盆休みだから、ご先祖様と対話してみたらと思うのだが、先祖不幸しっぱなしの小生故に、孤立無援のお盆を楽しむかと、斜に構えている私であります。