総裁選が喧しい状況において、半導体やハーネスなどの基本的部品の不足で車が作れないとか、「経済状況は活況に向かうべきだ」という大合唱が聞こえてくる。ワクチン接種の効果は間違いなくあったのだろうが、未だに重傷者、亡くなる方が減少したわけではない。英国の正しい報告では、50歳以下においては2回の接種者のほうが亡くなる確率が上がっているとか、不気味な情報も伝わってくる。ただ、これは人種の情報は入っていないので、まぁそういうこともあろうくらいに聞いているのが良くて、大切なのは2回摂取したからと言って「特効薬」が出来たわけではないから、肺炎等で亡くなる確率がゼロに為ったわけではないよと認識しておくことだ。
経済活動等、人間の往来が何時までも途絶え続けるということが良いことではない。ただ、ワクチン接種証明を持っていれば自由に行き来「出来る」のだとして、米国から自由に行き来が始まったハワイ州での急激なデルタ株感染者数増という定量データを拝見すると、まぁ、それも含めて認めないといけないのだなと不気味に思う。人間とはかくも抑圧に弱い生き物なのだなと実感する。抑圧されれば自由を求めて騒ぎ出す。自由ってなんだ?我儘じゃないのか?と感じるんだけどね。
10月からうやむやになって、11月から日本でもワクチン接種証明を持っていたら自在に動けるように経済活動を持っていくということ。途端に株価が上がるんだから凄いよね。政治家諸氏が経済界の方ばっかり向くわけだ。SDGsとか大上段に構えて、ゼロカーボンとかカーボンニュートラルとか都合よく意味を作ってお金を撒きますよって税金を使うことばっかりなのだけど、なんかもっと本質的にやらないといけないことって沢山あるんじゃないかな?巨大なダムを作って水を貯めれば、草木が腐敗してメタンガスを大量発生させる。これなどはゼロカーボンどころかメニーカーボンだ。水力は正義だなんて言う人居るけど、決して良いものではない。そもそも電力発生って、人の我儘実現のためだからね。
人口が無限に増えて、地球のキャパシティを遥かに超えた結果、多くの動植物種が絶滅した。それも地球という生命体の歴史的な瞬間的挙動なのかもしれないけれど、一種の生命体が地球活動を変動させたって凄い事実なのだと思う。そんな瞬間に立ち会ったことで、学びは無限にあったけどね。絵から文字、動画、アバターの世界、次はなんだろうって思うのだけれども、会社経営もAIによるデジタルツイン化が始まっている。社長の役目は「エンジン関係者を殺すのか?」と叫ぶだけなんでしょうね。殺したのはあんたでしょ?人は何処に向かっていくのか。なかなか答えは見つからない。そりゃぁそうだろう、時間の経過と共に人は変わるからね。ということで、余り悩まず、粛々とやっていきますか。そんなところだ。