久し振りに名古屋市内で台風大暴れでしたな。時速50㎞を超えていたとのことで、その荒れ狂う時間はそれほど長いものでは無く、河川の大反乱などはなく、有難いことに台風一過の日を平穏に迎えていることに感謝です。まぁ、対象のゴミ?が街中に散見されるわけですが、家屋の倒壊などは見られず、あれだけの風雨に耐える近代家屋の強さに感動するばかり。
近年、目立った災害が無く、名古屋水害の後には地震も含めて大被害は無いですな。これは極めて不可思議な感じがいたします。また、一方で、当たらり前の気も致します。信長、秀吉、家康を生んだお土地柄。勿論、当時と今とでは地面の状態は全く異なるわけですが、大災害がやたらと襲ってきたらいくら治世が正しくとも街として発展しないでしょう。現に秀吉は京都に城を築いた途端に地震に襲われていますな。
昨日は台風の直接の影響を避けようと、13時前には地下鉄の駅から地上に出たのですが、その際の風には驚かされましたよ。進めない。ビル風とは明らかに違う、空気が固まって襲ってくる、そんな感じですな。ビル風はミルフィーユの如くに層状に感じます。台風は湿度も高く、固まった空気を移動させる。これでは車も吹き飛ぶわけですな。
もう、異常気象ということではないでしょう。定常的に発生する普通の気象現象。それが現在の強力な台風でしょう。連発してやってきて日本を翻弄する。改めて山間に人々が住んでいるという真実を知りますね。土木工事によって済む場所を増やしてきた。地球温暖化が量的に拡大し続ける今、考え方を根本から改めるべきなのだろうと思いますが、この国ははてさてどうなるんでしょうかね。自分自身で明日を創る気合、それを一人一人が持たない限り、あんまり明るくない未来がやってくる気がする。そんな気になる強風の昨日でありました。