共通のテスト

共通一次テストとその昔は言った。遠い遠い昔である。1000点万点、社会2科目理科2科目が必須で、その他は定例の科目だ。監督中に試験問題を拝見したりするのだが、基礎的でわかりやすい問題で、大学での基本的学習能力を判断するには十分と感じた。

要はそこなのである。 入学試験は大学でやっていけるかどうかを判断させて頂くものである。ただ、定員というものがあるわけで、努力の積み重ねを評価させて頂くものである。ただそこが難しい。

合格がゴールになっているわけで、将来、誰かを笑顔にしたいということが努力目標になっていない・・人が多いと感じる。 大学受験の経験が無いわけではない。遠い遠い物語になってしまっているだけだ。こんな世界で頑張ろうという夢はあった。全く違うことをやっているが、夢は間違いなくあった。あったのだが高校生が判断する学部学科が、その夢に繋がるかなど分かるものか。

だからでかいことは言わない。言えない。言えることは「共通テスト」であるということだ。不公平は無いのだ。努力判定だから、その結果、序列が着く。社会に出れば公平な序列に出会う方が珍しい。何があっても時間だけは待たない、待ってはくれない。これも平等だ。頑張るしかない。人生、それだけだ。