サタンバグ

泣けてくるのは何も自国の食料を食べられないという理由だけではない。それはとっくのとうに実現してしまった、いや、国家国民が望んだ結果であるから文句の付けようというか、従わねばならぬ。如何なる農薬も、毒も食さねばならぬ。PM2.5リッチな空気も拝んで頂かないといけない。はしかもインフルエンザも可愛いものだ。

豚コレラが極めて悲しい状況になり、愛知県下を席巻していく。何万という尊い命が失われるのだ。こんなことが許されるはずは無いのだ。罰が当たらねばならぬ。どんな罰かはわからぬが、小生も覚悟しているところだ。人間のために無駄に命を捨てる。許されまじきことだ。

豚コレラと並んではしかが話題になっている。インフルエンザはどうやら下火なのかなと思いきや、決してそうでもないらしい。しかし、感染力がインフルエンザの10倍以上で、しかもその発症効果は、次世代を絶やす強い毒素を有するのだ。

がきんちょの頃「サタンバグ」という映画があって、如何なるワクチンも存在しない細菌を、兵器としてまき散らそうとする輩と戦う正義との対決映画だったのだが、調べてみたら1964年の映画で、よくもまぁ、記憶にあったものだと呆れてしまう。それだけ細菌という見えないものを恐れていたということだろう。天下に恐れが無さすぎる。畏れる心を持たねばならぬ。そう思う。