出逢い

出張の旅がらすで、連休前から移動しまくる小生であるわけですけれど、事故など起こすことなく、また、出会うことも無いよう祈るばかりである。過去、悲惨な現場に幾度となく遭遇してきたわけだが、それだけ、小生が移動しているということなんだなと妙な納得感があったりして。移動しないと「出来事」に出くわさないし、思い出もできない。それが相当数あるということは、それだけ移動してきたということだ。

大抵のところには出掛け、大抵のものは呑み食いしてきた小生ではあるわけだが、それでも、新しい出会いがあるわけです。同じ場所に出掛けても、新鮮な気持ちになれる、そんな自分であり続けたいものだと真摯に思うのです。今まで気になっていたけれど立ち寄っていない店とか、いろいろありますからね。日本では古き文化がどんどん消えるという、摩訶不思議がまかり通る。小生的にはどんどんつまらなくなる国であって、とっとと走り回らないといけないと感じている。

木と水の国だから、手を入れないと腐敗し崩壊していくのは仕方が無いとしても、捨てちゃう、壊しちゃうというのが当たり前に発生していくわけですが、ゲームのリセット感覚なんでしょうかね。大垣の枡屋さんの大橋量器などは、日本の計量という文化を今に、そして後世に伝えていっていらっしゃる稀有なお会社で、心底、応援したいと思うわけですな。そんな方々ともっともっと出逢いたい、その為には走り回らないといけないわけです。

いよいよ大型連休が始まります。どうぞ、皆様も遠いところ、知らない街の体験を積み重ねられ、素敵な思い出を作ってくださいね。物は無くなり、ゴミになりますが、思い出はいつまでも輝き続けます。それを持つ人とそうでない人との差はとても大きい。ちょっとは無理をしても、ひたすら移動してみようかなと、ちょっと面倒なお仕事は、連休明けに積み重ねて、新鮮な出逢いを求めてうろつきまわる、連休の私であります。