千島列島だけではなくて、南のパプアニューギニアでも大噴火がありましたな。大量絶滅の一つの引き金であったインドネシア近傍の火山活動が未だに続いていることに驚嘆するわけで、人間というちっぽけでありながら大繁殖した種にとって、自然との共存の困難さは、どれだけの時間を経ても変わらないのだなと、妙に安心したりもするのです。
背伸びで自然の猛威に勝てるはずもなく、土砂災害で甚大で悲しむべき被害が継続して発生する社会でありますが、そもそも、そんなものなのだと達観しないといけないのかもしれませんな。一方で、調子に乗り過ぎたせいで引き起こされる災害は無くしていかないといけないとも思います。
本当かどうかは知りませんが、地球上の氷が溶解すると、海面が66m上昇するという試算があり、そうなると、小生が活動している領域は全てが海の中ということになります。日本においては暮らしやすい海沿いの平地は無くなり、甲府盆地みたいなエリアが希望の地ということになるのかしら。
G20会議では、それなりの力を有する各国の代表が集まって、取り敢えずは顔を突き合わせるわけで、そんなことからでも良いから、知的・暴力的を含めた全ての戦争を無くして頂戴とだけ言いたいわけですよ。そう思うところもあるんでしょうけれど、リーダー達からはそんな声が聞こえない。なんかどんどん人間の心の伸びしろが狭くなっているようで、恐ろしい気がする私であります。