バックキャスティングの主人公は誰だと聞かれたら、それは「あなた」と言うだろう。言わざるを得ないということではない。未来のあなたの笑顔こそ、主人公であり、実現するべき出来事である。それが基本・・だと思って活動しているのだが、現役生にしてみれば、「試験は簡単だよと言いながら、出来ない問題を出しやがって、死ねば良いのに」と教員に向かって陰口を叩くというのが答え。そんなもんだ。
ふぅんと思う。自らの学習意欲など何も無く、与えられることだけを望んで大学に入学する学生にとって、将来と言う大上段に構えた議論など、将来、2~3千万円位、生活費に必要ですよと言われても驚かない受け答えに過ぎないのだ。それが選挙であり、それが日本だ。
折角、参議院の選挙期間であるから、その手の類をしゃべっても、罰は当たるまい。当たったとしても、猫がくしゃみをするような程度であろう。多くは語らぬが、まぁ、そういうことだ。代議員が出来る出来ないではなく、まぁ、この人に掛けてみようという方に一票を入れるのみだ。愚かな政府を抱き、世界から鉄槌を受け、無戦の憲法を共に創ったのに、自らそれを放棄することを良しとする国民には反吐が出る。
参議院は分からない。憲法的にはえらそうなんだけど、天下国家に向かって、こんな風に生きていけと言われたことが無い。そんなところからかもしれない。選挙は自分の代弁者を選ぶ重要な行為だ。安易であってはならない。ちょっと前の政権が駄目だったから、もっと借金大好きな政権にお任せするというのは、次世代への無責任を標榜するのみである。冷静になれ。熟慮するべきである。