火山が噴火し、地震が頻発、アフリカではバッタの群れが食料不足を引き起こす。なんだか、モーゼの予言みたいなことが世界で頻発している。新型コロナウイルスもその範疇か?世界中で暗い話ばかりで、ニュースを見る気にもなれない。だからこそ、何か明るい話題が欲しいわけだが、そんなものはそう簡単には落ちてはいない。
いきなり目の前が明るくなるようなデバイスの登場を期待しても、そんなものは当分は出てきそうにない。5Gのお話にしても、噂先行で出てくる前に既に飽きてしまった気分になっている。びっくり箱の楽しさが無くなっている。勿論、びっくり箱を受け入れられるような世界では無くなっていることは理解できる。突然の出来事が受け入れられないそんな世の中だ。
予言して、予告して、熟知させて登場させる。逆に、それが出来ないのであれば開発しないというのが、特に日本の大企業の姿勢に見える。挑戦などしない。売れると分かっているものにしか投資しない。その姿勢が明らかなのだから、1000個のデバイスで商売が成立するようなところに投資するしか無さそうに思えるのだが、それもしない。結局、何も作らず、何も売らずに消えていくのが日本という国なのかもしれない。
エコバッグになるハンカチとかね、そんなものが話題になるような空気感である。滲みにくいゲルインクとか、なんだか隙間にアイデアがどんどんと入っていく。かく言う小生も、1mmに金属刃物で1000本以上の線を引こうとか、隙間埋めにまっしぐらだ。それでも何かをしなければとは思う。そんな気分だけが先行している。そんな毎日だ。