挑戦の好機

マスクを転売して大儲けをした県議は胸を張って議員を務める。発症者を出したくないから検査をしない国も、やはりのうのうとしている。諸外国から日本の発症者数は、検査をしていないだけだからと突っ込まれて、漸く検査キットが出来たからとうそぶく。それをマスコミも偉い偉いと持ち上げる。それが日本だ。愉快な国では無いか。

昨日、たまたま浅間山の麓の駅に停車し、そして乗車したまま更に先に進んだのだが、華やかかりしスキー場も街も閑散として、往時の面影もない。いや、それでもゲレンデでウィンタースポーツを満喫していらっしゃる、ゴージャスな方々もいらっしゃる。車窓から眺めただけなのだが、まぁ、そういう事なのだろう。富めるものはより富むという理屈だな。

出先に到着してみると、中国からの部品は入って来ず、多くの機械は停止しした状態の工場。だから今こそ、新規の技術を導入して挑戦する方向に向かった皆様とお話させて頂き元気を頂いた。大学の超先端を前倒しして、今だからこそ受け入れられる、その最前線の先に身を投じる勇気があるか不安になった。何としてでも頑張るのか、期待をされたら困るからやらないのか。

どうも後者が多いのだ。それが日本の共同研究単価が上がっていかない理由なのだと実感する。挑戦に対しては、今の社会情勢においては、貪欲に受け止めて頂ける状況にあると感じる。お友達感覚のお付き合いを突き破って、挑戦をする時である。絶好の機会を逃してはなるまい。そう感じる。