222nm

25歳の前後から東北地方の大学に出入りをさせて頂くようになったわけだが、気が付いたらその年齢の倍以上、生きてしまっていることに唖然とする。つい昨日の出来事のようなんですけどね。まぁ、それはどうでも良くて、「光源」を追い求めていた頃のお話。ガマの油売り大学においても光源作りに勤しんでいたわけなんですけど、特に短い波長を強烈に発生できないかしらと、まぁ、いろいろお試しをしていたわけです。

KrFエキシマレーザーというのが強力な光源で、レーザーメスに使えるのではと動物実験とかしたわけなんですが、切った傍から癌になる・・(少し大袈裟)。太陽からも地球には降り注いでいるわけですが、オゾン層がその波長域を吸収してくれているお陰で、皮膚癌で人類滅亡に至っていないことは、なんと有難い事でありましょう。酸素リッチな地球にしてくれている植物群に大感謝と言うところです。

紫外線と言えば殺菌となるわけですが、皮膚癌発生とのバランスで皮膚消毒などには使いにくかったわけですが、米国コロンビア大学のブレナー先生が「222nmの光で新型コロナウイルスを不活化出来る」と本年4月21日に報告されたのを拝見し、癌作りにも寄与するのではと思ってしまったのです。光源企業の代表格でいらっしゃるウシオさんが222nm光源の人体試験を成され、癌は出来ずにウイルスだけ不活化することの判例を積み上げられたそう。

人体照射に限らないわけですよね。空気清浄機のように空気を吸って吐いてをする機械に取り付ける。病院のエアダクトに全部設置したら院内感染源の一つを消せる。コストうんぬんが直ぐに出てきそうなのだけど、こんな時こそ、ドカンと助成金を出して開発を加速して欲しいものです。企業にだけやらせておこうという平等と言う名の不平等を貫く日本のやり方は、もう終わりにするべきだと思いますな。いずれにせよ、ウシオさんの頑張りに注目していきたいと思います。