名工大テクノフェア開催

給付金受け取り詐欺が蔓延し、逮捕者が出た途端に、勘違いでしたと返金する人が続々と出てくる。まぁ、所詮、日本人の民度ってそんなもんなのでしょうね。国民を想う気持ちも裏切られるのだから、政治家の皆さんも大変だなと思う一方で、お金って一瞬のものなのに恐ろしい代物だなと、改めて思い知らされますね。お金を無尽蔵に創り出せる権力者が、希薄な責任感でばらまくわけだから、受け取る側もおかしくなるということなのかもしれない。

先日と言っても10月中旬の18日だから、もう旬は過ぎている戯言で情けないのだが、気になっていた岡崎市長選挙で、箱物よりも瞬間のお金でお勝ちになられた新市長殿ですが、まぁ、市民の民意の反映だし、こちらはよそ者なので何を言うことも無いのですが、この後、どうなるのかなぁと、お付き合いの深い岡崎市だけに気になるのですよ。箱物行政は大嫌いなんだけど、箱物に掛けるお金を市民にバックするという政治が何処までもつのだろうと、ある意味、全国的テストケースだなと思っているわけです。

岡崎ってモノづくり企業が集積していて、新東名や東名高速道路のICもあり、23号線という産業道路へもアクセス出来る地域で、コンベンションホールという箱があっても活用されるんだろうなくらいには思っていたのです。旧来の展示施設の老朽化も感じていましたしね。市民に「そんなもん、要らないよ」って言われてしまうのだから、その程度のものなんだなってことなんだけど、そこそこの街には、それなりの箱もあっても悪くはないとは思います。

勿論、新市長殿の政策全てがそんなものというわけではないです。少人数教育を進めるなどは積極果敢に取り組んで頂きたいのですけれど、それに対しても財源は必要なんですよ。財源と権力と、そして責任が一体化して初めて政治の長なので、その手腕を拝見したいなと、近隣行政区であるだけに気にしていこうと思っています。それはそうと、今日からオンラインテクノフェアの開催です。進化し続ける展示会の事例になれれば良いなと、一同、頑張りますのでどうぞよろしくお願い致します。