思考放棄

利用していない内に、対象除外などになっていくGoToトラベルやイート。まぁ、積極的に活用しようとは思ってはいないのだが、絶対に取り下げないと言っていた首相だが、ここにきて調子がおかしいですな。一時的に適応除外はするべきだけれど、それは地元で考えて、地元で保証しなさいということで、国と地方が税金の再配分を押し付けあっている構図は、なんとも見苦しい。と、言うか、元来、GoToなんとかって、感染が続くさなかにやらなければいけなかったのか?

過ぎ去ったことだからどうしようも無いのだけれど、熟慮無く動き始める。どうもこの国、その傾向が強くないだろうか?いきなり殴打事件が頻発したりね。突発性幼児性というか、どうしてそうなるのか解らないことが多い気がする。GoToトラベルによる感染者は何名だから大したことは無いのだという、根拠の無い数字を並べられても困ってしまう。見えないウイルスの怖さは十分にわかった。政治の有り様までおかしくなる。

見えないことは恐ろしいことである。まぁ、空中のウイルスが目視出来てしまったらそれはそれで相当に恐ろしいことは間違いなかろう。ただ殺菌は出来るわけだから、目に見えるところから消毒していけば良いという安心感は獲得できるのではないか。大変なことだけれど、じっと屋内に籠もっているよりは安気である。打つ手無しの現状を何とか変えてみたいものだ。

暖かかった三連休であったが、今日辺りからぐっと冷え込むらしい。街にお出かけになって保菌して、身体を冷やして体力を落とし、菌の増殖を許すようなことがあってはならないが、ニュースの類を拝見する限り、自粛陽性のあった連休中の人の移動は相当にあったようだ。命よりも経済ということなのだが、人の命があっての経済では無いのか。教育の方向性が間違ってきては居ないか?思考する生き物がそれを捨てているのではないか?そうならない方向に舵を切らればならない。そう思う。