昨年4月以来の緊急事態宣言の声が聞こえてきた。聞こえたと言っても箱根の向こうだが、新幹線や高速道路が繋がっていて、誰でも自由に行き来できる。というか、日本中の何処にでも感染爆発源があるわけなので、仕事始めで経済活動が再開している現状、まぁ、相当の確認者数となるのでしょうね。国民全員が在宅勤務ということは無いわけだから、抑えようがない。
こんな現状を大学に入学前の人達はどう思っているのだろう?その声を聴いてみたい。過去を振り返るのではなく、こんなになってしまった社会をこうしてみたいとか、こんなことに挑んでみたいとか、素直な声を聴いてみたいのだ。コロナ禍が収束したら経済活動再開によって株価が上昇してボロ儲けだという意識が経済界を動かしているわけで、世界にどんなものを売って国力が高まっているのか不明確なのだが、円がどんどん高くなる。株価も高止まりで凄いことだなと思う。
冷静になって何を創れば良いのかと考えるわけだが、立冬を過ぎて日が長くなりはじめ、春の気配の空になってくると、寒気が入ろうが気分は明るくなってくる。そこにコロナウイルスが存在していようが、外に飛び出したくなるわけだが、それは迂闊というものだ。風邪だから適当に共存すれば良いと、この状況においても公言する方が跡を絶たない。世界においてもそうなのかしら?
結晶欠陥がどうのこうのとか、原子レベルでものが見えると威張る人でも、空気中のウイルスの浮遊状態を直接可視化出来たとは聞いたことがない。原理的には出来そうだけれど、花粉をカウントするようなわけにはいかない。様々な分野の若者に「こうやってみたい」という声を出して頂いて、それに投資する企業が現れても良さそうなのになと、出来ると決まっている大企業のクラウドファンディング提案には金は集まるが、挑戦的な夢には投資しない。ベンチャーって成功しないといけないのか?謎である。