デジタル技術によってもたらされる革新・革命、それがDX。ツールを導入しても、それから生まれる未来に繋がらないのであれば、それは革新でもなんでもない。折角、国民一人当たり10万円も使ってマイナンバーカードを持たせたのに、その後、それを活用しようなんてお話が全く出てこない。企業が言い出したって良いんですよ。お上に任せておく必要は全くない。10万円を目当てにカードを取得した国民がどれだけになったのかさっぱり分からない。結局、日本の国そのものがDXに到達していないのだ。
PCR検査を受診した履歴なんかはマイナンバーと紐づけしても良い。保険金にまで反映しても良い。国民皆保険と言うならば、そこまで突っ込んで良いのだ。前に進もうとすると、必ず後ろから引っ張る、足を引っかける人々が現れる。国民に選ばれた人達が自信を持って進めれば良いのだ・・なぁんて、度胸良く前に行くことは中々出来ることでは無いことは承知の上だ。それでも前に進まねばならないのだ。それが政治だ。
折角あるものを活用していないのはとっても勿体ないと感じるのです。買いためた、いや、別にためるつもりは無かったのだが、CDなどはiPhoneの中にデジタル情報を移送して通勤途中などで楽しんでいるわけだが、こんなノリで不遇なマイナンバーカードを活用できないものか。定期券も身分証明書もキャッシュカードも1枚で済んでくれないかなと思う。財布が薄くなって有難い。
自分は本当にこの国の国民として認識されているのかななどと思ったりする。結局、国からIDが与えられていないからなのだが、いや、それがマイナンバーということなんだろうけど、持っていない人が一人でも居る限り、それは成立しない。マイナンバーを持っていないと行政サービスを一切受けられませんというような、冒険をする自治体は現れないのか。引っ越しても良いけどな、サービスが面白ければ。そんな気がする。