憂いは何処に?

ものづくりに限らず、「理科」というカテゴリに興味を持って頂くにはどのような仕掛けがあるだろうか。小生的には生まれる前のおふくろ殿のお腹の中において、胎教して頂くのが一番かなと思うのだが、他人が関与できる代物でもない。しかし早ければ早い程良い。三つ子の魂百までである。

次のタイミングは小学生にお姉さん、お兄さんがいる幼稚園児ではなかろうか。お姉さん、お兄さんが虫好きだとか、働く自動車が好きだとかなんでも良いから「ゲーム以外」に何か熱中しているものがあるパターン。真似っこしてみたら親が褒めてくれたみたいが良質体験になりはしないか?

となってくると、工科系大学の入学案内なんて、予備校のお仕事では無くて、もっともっと上流の部分で成さねばならない。本気でそう思ってはいるものの、小学生は忙しい。教諭殿はもっと忙しい。そんな人達に鶴舞大学となんかやりませんかと真っ向勝負してもなかなか受け入れられない。そもそも受け入れられちゃったら誰が何をするのか?

とは言うものの、我が国の将来を想い、国を憂う立場とすると、何とかせにゃとなるわけだ。イエスマンだけを送り込んでくれみたいな企業はほっぽらかして、しっかりと国を共に憂い未来を共創して頂く熱いお企業様とともに、幼児・児童教育にお熱を入れてみたい。このゆびとまれである。