遥かなるテレワーク

どうでも良い事をだらだらと綴っていくのが戯言なんですが、大元は「名古屋携帯PC研究会幹事長の戯言」っていうところから。かれこれ20年以上もだらだらと綴っている。パソコン通信を知っていらっしゃる方ならピンと来るかもしれませんが、「カプラー」という怪しい機械を緑の携帯電話にくっつけて、出張先から事務所にデータをFAXで送る。TeXファイルを変換してどうやって見栄えの良い報告書を作るかなんて、メモリーをけちって通信料金を節約してなんて技術を共有して行く時に、なっかなかうまくいかない愚痴みたいなものから出発したような気がする。

それこそどうでも良いことを思い出したのは、出張という概念が消滅した今、恐らくなんだけど、一人当たりの回線が細い状況の中で、様々な工夫があって、消費電力も少なくしながら、家庭内不和を引き起こさず、パソコン知識の西高東低による軋轢を回避しながら、過干渉から逃げつつ平和裏にお仕事をするためのノウハウって、どっかに纏まっているのかなと、実に下らない心配をしたからなんですね。

何の役にも立っていない非常事態宣言なんだけど、全県にロックアウトを掛けながら、効果のあるワクチン接種が進んで、新規感染者ゼロになって、マスクレス生活を送れるようになるとして、それまで閉じ籠り生活を送らないといけない。当然、そこには経済活動が伴うわけで、それを実現するためにどんな生きたツールが必要なのか。今よりも快適に『そこに共に居る』よりも快適にお仕事が出来る環境って、どんなのだろうかと。

ネットを見れば情報は氾濫しているわけだけど、そもそも、対面ワークを基調とした人達の議論であって、ちっともワクワク感が無い。不具合解決型の提案で、こんなところにも日本的モノづくり社会の縮図が見えるなと感じるわけですよ。携帯PC研究会で考えたことって、今、ほぼほぼあるんですけど、それでも不満足な点は沢山ある。それに外に出れば感染するとかね、当時は想定外だったですよ。これから益々変異が変異したものがでてくるのだろうから、それを想定しながら「テレワークとはこうすること」という、なんか回答を小学生に聞いてみたいなと本気で思っている私であります。