前振りになっちゃうんだけど、この時期、やっぱり梅雨のお話ですよね。一日中降っている。それでも名古屋エリアは激甚的振り方では無い。東海豪雨は凄かった。小生は転任してきたばっかりだったから「名古屋すげぇぜ」なんて思ったもんだ。こんなのが毎年来るのかって恐怖したけど、あれっきりだよね。日本という領域で見てみると、ここんところ毎年自然災害がやってくる。今年は人的災害も加わって国土の弱体化が目立つ。これって国土が弱体化したのではなくて、国民の知恵が貧弱になったのでは?
競争は正しくて、特にコモディティ化し始めた領域においては企業同士の戦いに任せるのが宜しい。お上は規制緩和か強化か、まぁ、適した範囲でコントロールするくらいで良い。それはバブルの前くらいで終わっていたルールだったのに、国の繁栄がものづくりからことづくり、そして場づくりにゲームチェンジし切っているのに、浪花節だよ日本人はとの如く、少子化を良いことに先住民族が過去のルールで国を引っ張った挙句が、首都における4回目の緊急事態宣言だ。緊急事態って、月例会だっけっか?
最近、漸く最終話まで行った進撃の巨人というアニメの、シーズン1の主題歌の中に「暗愚の想定、唯の幻影」という下がある。見事な表現で、時世を突いていて優れた表現と感心している。正に今の日本の姿を表現しているでは無いか。でもね、それだけではない。自らが関わる組織だって暗愚の想定なのだ。だってそうでしょう。国の中にある組織の集合体が国なんだから、国が暗愚の想定をしているなら組織も暗愚なのだ。例によってどっかの誰かは、垣根を崩して虚偽を真実に変えようと動き出したら、やっぱり何も失いたくない人達の「壁」が立ちはだかる。成る程ね。
地味に行くんですよ。派手は出来ないからね。東山の巨人のように、図体で攻めることが出来ないからね、もう、鶴舞らしく地味に行くんですよ。手近な小さなところからね。小さく産んで巨人に育てる。いやいや、今日のお話は、やっぱり東京第4回目の緊急事態でしょう。定常化した緊急事態ってなんだろうね。ワクチン打ちまくって、死亡率が下がったらGoToキャンペーン宜しく、国民の進撃を許すんではなかったのかいな?暗愚の想定とはこのことだ。全く元気が無くなってしまうが、本当にこの国大丈夫か?いやいや、まずは足元、身の丈をしっかり致しましょう。来週は天気予報に依れば何となく梅雨明けっぽい。それを期待しましょう!