何も変わらない

少し前のお話で恐縮なのですが、10月29日に発生した太陽フレアの影響が出るとか出ないとか。今回の10倍程度の大きさの現象の際にはGPSが異常をきたすとうの影響が出たそうなのですが、幸いにして今回はマスコミを賑わすほどの影響は出なかったようで、選挙活動などに問題は無かったそう。何処かでなんらかのことが生じているのかもしれませんが、未だに解っていない太陽のイベントでありまして、サイエンス的にちょこっと何かが生じないかなと期待してはいたものの、なぁんにも起こらずちょっと肩透かし。まぁ、何も無いに越したことは無いですけどね。科学的に何かを変えようと思うのであるならば、今日から始まる鶴舞大学のテクノフェアにお越し頂ければ!

世界のエネルギー事情とか、食料事情が、賃金は下がり物価が上がるこの国の現状で、ちょっとは投票率が上がるのかと思ったら、そんなことは全く無いのですね。政治的無関心で自由主義の街が失われるとかね、そんな状況が世界では広がっているわけですが、まぁ、上がらないのだろうなと思ってはいたものの、少しは変わるのかなと若干は期待したのですよ。この国、本当に大丈夫か?お若い方々は海外に移住すればいいやって思っているのかもしれないけれど、国家と言うことを考えない人は受け入れてもらえないと思うんだけどね。

懸命に教壇に立ってきたのですが、受けての側が「就職出来るから良いや」くらいに思っていたのであれば、なんと空しい人生であったかと言うことですね。全部が全部と言うことでも無かったのかもしれないけどね。評価評価で評価疲れの部局にいるわけだけど、評価してくる側の世界の立ち位置が下がり続けているところで、評価に耐えようと努力していることそのものが虚しくなりますな。某政治家殿は「老人が居座っているから若い研究者にポストが無いのだ」と暴言を吐くわけで、じゃぁ、あんたらは何なのだと反駁を聞いてみたいものですな。未来が見えるって仰るんでしょうけど、だったら何で実質GDPが落ち続ける国家なんだ?

まぁ、野党が共闘とか言っているけれど、大義の為に歩み寄るというものではないですからね。主張は違うけど同じ傘に入って小競り合いをしているほうが真っ当に見えるという、国民感情にぴったりマッチする政党が勝ち続けるということなんでしょうね。何処がどうなっても良いのですが、少なくとも8割以上の人が投票活動に参加するような国家であって欲しいですよ。若者が新しい事に挑戦しようと思えなくなる政治、寄付を社会力向上にしようと思えるような税制とかね。積極的な外交とかさ、なんかあるでしょうよ。あの体たらくなコロナ対策もOKだったと認めてしまう。この国、一体、どうなってんだと嘆いてみてもなんにもならない。まっ、自分の成せることを一歩一歩積み重ねるしかないなと思いながら、賽の河原の石積ももう飽きたなと感じる私であります。