誰かの事を一所懸命に想っていたとしても、それは全くの心の無駄遣いだってことがしょっちゅうある。そんな時には忘却力こそ最大化させるべきで、それが欠落した人生を歩んできたものだから、疲弊感の積分値が凄まじい。何処まで積分できるのだろうとう限界に挑戦する気はさらさらないので、どうにかしたいものだ。それと関連して、近年、Z世代の若者が企業に定着しないのだとのお悩みを頂戴する。これなども想いが通じないことの典型例であろうと思う。
とは言うものの、所詮、最初から相思相愛では無いということだ。そもそも論、企業ビジョンを明確にストーリーとして語れない企業や部局に対して手を挙げて頂いた方と相思相愛である筈もなく、入社直後にというか、それ以前にどんなアプローチをしてこられたのでしょうか?Z世代諸君は会社の中に自分を置いたりしないですよ。会社なんて自分の一部と思っていますからね。その一部も、腕時計のような一部であって、取り換え可能と認識している。それは正しいと思っている。
もう、年功序列だの生涯雇用などと言っている時代では無いので、そもそも言っていたのは日本だけだが、Z世代の方が寝着かないと嘆くことがおかしいのだとは思うが、まぁ、考えてくれと言われてしまうと考えなくもない。そもそも、生まれてから作られていく価値観が全く違う人を雇用していたりしないだろうか。そうであると、もう絶望でしかない。精神構造がねじれの位置関係にあったということで、これはもうどうしようもなかろう。人事課の能力向上をお薦めするということだ。
もしも、価値観の方向性が似たような方向性を持っているとするならば、それはZ世代さん自身への働きかけのアプローチが間違っているという事だろう。この辺りはノウハウなので、例え戯言であっても無償公開はするなと、関係者に厳命されているので口を閉ざすのだが、もしもその者に、自己完結している何かがあったならば、それを双方に見えるかするところからだ。それが蜘蛛の糸になっているから、独り占めしないでじっくりと手繰り寄せるが良い。欲を出せば直ぐに切れる。心の無駄遣いをしないように。まぁ、教訓なんだけどね。