マジンガーZは日本オリジナル

小学校5年生だか6年生だか、超合金Zを身に纏い、金属の塊に人の命を加えると、未来を創るロボットになるという、まさに、我々の行動指針そのものの旗頭を立てて、マジンガーZは頑張ってくれていた。その夢のロボットをぱくっておいて、おら知らねぇだと言い張る連中に、国として何も批判しない。それが日本である。国民が不利になっても助けない。それが国か?

当選するための悲惨さを肉親から聞いているが、国民の知恵と勇気を泥棒されても護ってくれない国家であるならば、もう、それは寄り添う先ではない。何かを言えば、官僚の皆様は大声を、いや、猛烈に黄色い声を上げて、自らの正当性を主張して頂ける。マジンガーZごときで云々叫ぶなと言うことなのだろうが、世代の憧れへの全否定をやられると、それは、やっぱり疲れる。

マジンガーZは偉大なヒーローで、ロボットというか、合体というか、人協調という点において先進のロボットであったことを否定する者は居るまい。ロボットに人の心を加え、新たな命を創りあげる。余りにも感動の曲面、極地である。

しかし、加えるべき人の頭脳が、700万年前と変わっていかなったとすると、これはもう絶望的である。みなさん、挑戦しましょうと鼓舞させて頂いたとて、なんのやる気もない日本企業が何をすると言うのか。それでも2社ほど、本気のお会社が見えた。それで良い。そう感じる。