同じ感想を抱いた方がいらっしゃるかもしれないが、NHKの気象ニュースとネットのウェザーニュースとの「極めて大きな」違い。16時くらいのNHKでは名古屋は最大風速7m程度とTVの情報チャンネルでは出していた。一方、ウェザーニュースでは17mくらいと出ていて、21時くらいのリアルな数字は15m程度だ。AIを使わないで気合を入れているNHKということなのだが、どんなに東大教授の理論で突っ走っても、地球環境を経験的計算値で当てはめようというのが神への冒涜と思う。AIを神への冒涜と言うメディアの方が大勢いらっしゃるが、小生は全くそうとは思わない。単に過去の事例が物語ることを伝えてくれているだけだ。
人類が自分の成したことを経験として残し始めて何年が経とうか。もう一方、理論という、人類の己惚れから得られた自然現象の数値化とどっちが正しいと言われると、精々百年未満だが、経験を信じたい。所詮そんなもんだろう。いばりくさって「これは大丈夫」と作った車の車軸は折れ、ブレーキは効かず、飛行機のエンジンは空中分解だ。それが偉い方々と、それを信じた方々のモノづくりの結果でしょ?
ほんの少し前に、某親方日の丸のお若い天狗君が「加工とは高速性だ!」と己惚れた。ほほう、面白い。天下を掌握するべきかの方々の代表が、高速であれば安く、そして人は死んでも良いという。それが日本だ。それを払しょくせねばならぬ。苦労して血を流して、その結果、安くできて、高価に売る連中だけが正しいという日本の在り方。そりゃぁ、過労死もするって。
お恥ずかしい話、小生も三十数年前はそう思っていた。それが当たり前と考えていた。まだまだ工業製品が出来上がるのが当たり前ではなかった時代、多くの方がそうではかなったか?全く恥ずかしい。今は違う。全く違う。一つ一つ、理路整然として完全無欠のモノを丁寧に作り、それを受け入れて頂けるかただけにご提供申し上げる。休みがあって脳も疲れを癒す時代にならねばならぬ。まぁ、多くの日本人は反対するでしょうけれど、どうぞご自由に。台風の最中、そんなことを思った私であります。