何を創るのか

全く何も無いところから何かを生み出す機会はなかなか無い。それどころか大概のことはネット上に紹介されていたりする。規則も含めた様々な情報がアップされているのだから「やる気」があれば様々な挑戦が出来る時代になっている。一歩を踏み出さない、踏み出せない方々のなんと多い事か。挑戦しやすい時代なのにそれをしない。

ところが最近、そうでも無いんだなという気持ちになっている。二十歳前後の諸君の挑戦意欲の大きい事。ただ、ソフトウエアの世界のことですけどね。ハードウエアを伴うとなると、途端にハードルが上がってしまって、チャレンジすることは極めて難しいのですが、もう数年経ってみれば、3Dプリンタが2万円くらいになっちゃうのでしょうから、いろんなものを具体的に作って新しいギミックを考えて、それを世に問う方々が現れるかもしれない。

素晴らしい技術をお持ちのお会社は確かに沢山あって、これからも技術を高めていかれるのでしょうけれど、それを何処まで高めていくのかという覚悟と、社会に何を提案したら商品になるのかという極めて難しい分岐点にきていますな。AIの台頭でホモサピエンスが絶滅するということがまことしやかに語られていますしね。

結局のところ何かをする勇気と言うことに行きつくのは間違いない。時の運だとか勢いだけでなんとかなる時代ではない。そしてオセロチャンピオンの凄まじい若年化を見れば、大人はもう後ろに回る時代であるというのも間違いない。何かを創っていくとか生み出していくとか、そんな流れの一週間にできればと思う、まぁ、結論とか発見とか何も得られないだろうけれど、例によってねちねちと考えてみましょうかね。