天皇誕生日を国民として受け入れ、加えて御譲位前年の陛下の歩まれた歴史に感じる国民一人である。政府は戦争まっしぐら。これはアンチ憲法の姿勢である。己惚れ帝国などと間違ったベクトルを国が悲しい歴史として持って、そして二度と歩むまいと誓った憲法を破壊することを推進する我が国の在り方やいかん。
諸近隣諸国の内政干渉が臨界点を超えている今、天下国家を支えるのは教育である。揺らいではならない。しかし、国家の借金を増やすことのみを選択ずる国民によって、教育の短視眼化は加速するのみである。教育者は要らない、大学は不要。これは我ら当事者は首を垂れて反省せねばならぬ。国民は大学人を誰も認めていない。税金を教育に投じては国立大学教員が無駄遣いするのみだと仰る。
某、企業が仰る。我が国の国立大学法人のシラバスをご覧になって、採用出来ないと。アジア諸国は遥か彼方に、届かない教育レベルに行ってしまった。それが我が国の状況である。空母を持って喜ぶレベルの国である。国立大学法人を無くすのではなく、教育の質を上げる為の大学という位置付けにするべきなのだ。
平成天皇陛下のお言葉をテレビで頂戴させて頂く程に、国民の一体感こそ我が国発展の唯一の道と納得する。天下とは教育である。教育は国のまほろば。教うるは学の半ば。教育に携わる者は命を掛けねばならぬ。威張りたいだけの馬鹿者はいらぬ。本人には見えないだろう。それが国民を滅ぼす。同類相哀れむ。気をつけねば。