ジャンプ

パナソニックさんがハーレーと組んで電動バイクの世界に入っていくとのこと。家電からの見事なまでのシフトであって、あるべき姿を見せて頂いた。スッキリ気分である。地球という単位で見れば、人とお金と土地があるところで量産品が生まれていくのは必然のこと。消耗材にしがみ付き価格競争に喘ぐよりも優れたかじ取りである。

電動化させることで通信インフラなどとのリンクは抜群に良くなる。新たなサービスも生まれてこよう。サービスをどこまで広げられるかがこれからの肝になるだろう。自動車とは違って雨風に晒される厳しい環境に、思い切りよく飛び込んだ覚悟が素晴らしい。他の製品も引っ張られて尖がっていってくれる事を期待したい。

伝統芸はそれはそれで良いのだが、闇雲に過去の栄光を振り回すのは如何なものか。今の技術は人の生き方を変えてきたわけで、当然ながら考え方も変化していく。そこに過去の栄光流を振りまいても仕方がない。今流に置き換えていく必要がある。自分が年齢を重ねるよりも、地球の流れは圧倒的に早いのだ。認めるしかない。

近年、世界に置いてきぼりを暮されてきた家電だが、アイリスオーヤマの戦術に見られるように必要な機能のみでシンプルな家電が日本人にも漸く受け入れられるようになってきたなと思っていた矢先のハーレーパナソニックである。見守っていきたい。そんなところだ。