成人式

成人式を迎えたのは、もう何年前だろうか。昔で言えば元服だな。近江八幡では17歳で元服若衆であって、意思決定、行動に責任が求められる。この行動に責任が求められるのが大人認定かと言われると、そうでも無いんじゃないかなと思っていたりする。

赤ん坊が泣き叫ぶのはおしめが汚れた場合が多いわけだが、それは主張と言うよりも、子供のお尻をかぶれさせたと、親をがっかりさせないためということであって、泣くという行動は責任に溢れていると感じる。赤ん坊に負けている人は居ないか?

他人の辛さを感じ取って行動できる人というのが小生にとっては大人と思っている。考えてみれば大学教員でいると、もの凄い数の成人式への参加者と毎年お付き合いをしているわけだ。20歳になったからと言って、突然人生がでんぐり返るわけではない。昨日からの延長でその日を迎えるわけだ。

東海地域においては3万人も増えたのでそうで、若者減少中の日本においては特殊なエリアと言えよう。しかし、もちろん、目出たいことで、若者が沢山居てくれるのは頼もしい。頑張ってください。お願いします。