今年もゲリラ豪雨

自然との共生ということでは、つい先日、小生が愛してやまない奥三河の明神山の麓にある宇連ダムが枯渇寸前という報道が成された。ダム毎に貯水量はきちんと公表されていて、過去との比較も出来るようになっている。これなどはGNSSのデータ隠蔽とはえらく違って、良い方向性だなと感じるわけです。水と言う公共財への考え方がしっかりしているというか、やらないと死んでしまうというか、まぁ、正しいと思うのです。

先週、鶴舞地区で突発的な豪雨があったのですが、N氏の報告によれば名古屋駅周辺は同時刻は乾いていたとのこと。豪雨の境界線が極めて明瞭な、都市的ゲリラ豪雨という、ここ数年の自然災害が今年もやってくるのだなという予兆になっていますな。

そう思っていたら屋久島の記録的豪雨だ。既に梅雨前線はしっかりと形成され、沖縄地方は既に梅雨入りだ。移動性高気圧がやけに気合が入った状態で、冬の間においても水温が下がらない太平洋エリアの水分が、屋久島めがけて突撃した結果である。人為的作用の積分が、地球環境に影響を及ぼし始めた結果であろう。

温暖化の議論は否定派も地球規模でいらっしゃるので温暖化と結びつけるのは短絡的思考ではあるが、なんか気候が変だよなと感じる。5月ってもっと爽やかな日があったと思うのだが、連休前から半袖シャツで過ごせる状況である。東北地方はまだ四季があると感じるが、名古屋においては冬と夏しかないのではと感じる。この夏のゲリラ豪雨。平成12年9月11日の時間雨量97㎜の時は凄かった。あの頃からおかしかったのかもしれない。備えねばなるまい。