屋上BBQ

身近にあるとなんらか意味があるなというもの、場所について語ってみたい。居酒屋なんてのはその代表格なんですが、そこに意外だなぁというものを一つ加えると、ちょこっと絞られてくる。先日、研究室のBBQを街中でやって、これが妙に盛り上がるわけですよ。山の中の解放感も良いけれど、直ぐ足元にマーケットがあって、足りなければ買いに行ける気軽さ。なんか妙に清潔感があって、そこそこ大人の集まりでこれまた不思議と面白い。

チェーン店っぽくて、近所にあったにも関わらず全くのノーマーク。1500円で焼いた炭から何から何まで準備してくれて、ゴミ処理までして頂いて、手ぶらで行って楽しくわいわいやって(騒ぐと退場)手ぶらで帰る。こんなお気楽な世界が身近にあったとは魂消た次第。広い年齢層が集まっている雰囲気でしたが、小生が最年長かも・・みたいな感じです。

マーケティング的にも考えているなと思いましたよ。アルコールは当然売れるし、生鮮食料品も間違いなく売れる。販売戦略的には持ちつ持たれつというか三方良しというか、うまい具合にお金が流れているなと感じました。炭はオガタンで贅沢言わさずにローコスト。施設もお金を掛けずに参加者が動き回って低人件費。理想的ですな。

BBQって楽しいのだけれど、その場所まで行くのが大変、片付け大変、誰かが飲めないなんて苦行っぽい側面が必ず付いてきたのですけれど、公共交通機関で行けて、低価格。これなら時々やっても良いなと、屋上を見下ろすマンションに苦笑いした一日でありました。