IMEが無効です

最近、Windows10のアップデートが頻繁に行われ、気が付くとリセットが掛かって「自動保存ファイル」みたいな屍の列にあきれ返る。100LX世代の人ならわかると思うけど、ディスクのゴミは忌むべきものであって、システムの都合でどんどこ作られたのではたまったものではない。溜まってはこまるものでたまらないなんてのは全くもってしゃれにならないのだ。

しゃれにならない代表格が、会議を終えて席に戻ってみると、日本語の入力ができくなっている。もう少しちゃんと言うと日本語IMEが起動できなくなっている状態に出会う。半角という日本独特の妖しいキーをタッチすると、『あ』とか出て来て日本語IMEの起動を認識できるのだが、それが出来なくなる。システムの問題かと思ってBIOSを覗いても関係するものなどある筈もなく、結局、設定の深みから救い出すことになる。こんなことを会議が終了するたびにさせられたのではたまったものではない。

特定のPCだけかなと思っていたら、受付、教授室、モバイルの皆さん全員の状態が同じになっている。これはもうマイクロソフトによるテロと認定するべきであろう。ログインネームが同じだから、デスクトップ環境が同一になるのは当たり前で、まぁ、驚くことでは無いんだけど、どうも周囲でその声が聞こえないのがちょっと気味が悪い。

ネットの海に乗り出してみると、どうやらご同輩がいらっしゃって、同じ解決法をとっている。何かと関係しあって発生する事象らしい。大昔はconfigファイルとか、autoexecファイルとか、いじりまくって日本語IMEの起動にしのぎを削ったものだが(大げさ)昨今、そんな話は聞いたことが無く、ただひたすらにやる気が綯えるだけなのである。鉛筆の芯は見えているのに、ノートに文字が記されないというような状況になる。嫌になる。別の事を書こうと思ったのだけれど、いきなり日本語IMEが立ち上がらなかったので、単なる不平不満になってしまった。これも戯言である。