気が付けば7月も終了し、8月を迎える状況にある。何というスピード感であろうか。毎日毎日、何かが発生し、その対処に追われ一日が終わってしまう。自ら創造することなど機会も与えられない。それが研究者のあり様とは思えない。日々是ニューアイデアこそが研究者の神髄だろう。それを実行することが研究者に求められる。
研究の遂行のために自らを追い詰め、そして解をたたき出す。それが研究者の使命であるのだが、その使命のために、何かを捻じ曲げるようなことがあってはならないのだ。どうもそのようなことが所々で発生しているようなのだが、直ちに辞めるのが良い。神様の作った自然の謎に触れさせて頂く、その謙虚さが必要だ。それが見えにくい。
何かを論じるためには、その分野の有る無しを問い掛け、自らの主張が如何に新しいかを問いかけていく。そのうちに真に新しいと言える日が来る人は幸せであった人だ。多くが自ら掲げたビジョンに到達することなく人生を終える。それが研究者である。
何が大切かと聞かれれば信念であると応えるだろう。それしか無いのだ。昨日の自分を裏切ることなど出来ないのだ。それが研究者であって、芸能人とは全く違うと、最近のニュースはモノがたっている。信念である。それを自ら疑うことなくより強固に育てること。やる価値はある。間違いない。