平和業界?

どうやったら儲かるか、それを考え続ける人達がいらっしゃるわけですが、世の中の仕組みがSNS業界と新製造業を中心に回り始めると、それまで実社会で食ってきた人達ってどうなるのかなと真剣に考えるわけです。農業という基本的なところはどうなのだろうと考えると、植物的農業はしばらくは効率向上位に変革が留まるのかなと思うわけですが、漁業などは獲るものが居なくなってしまったくらいのことが起こるのかもしれない。

科学館の絶滅動物の世界を拝見したが、その多くが人間由来の絶滅であることに目を覆う。人間の征服欲が地球上の、全く罪のない生き物たちをせん滅し、種族を絶えさせる。これからも恐らく、そんな種が山ほどあって、どこまで人間が種として存続するのか分からない。永遠なんてあり得なくて、案外、短いのではと思ったりもする。

1700年代以降の絶滅種だけでも相当の数なのですね。記録に残っているだけでもかなりの数なのだから、人知れずなんて生き物が沢山いらっしゃるに違いない。戦争なんてものは人間同士の絶滅競争ですからね。決して褒められたものではない。そのはずなのだが、他人が悪いの一点張りで議論にならない現代国家社会である。

人々がそれぞれに尊敬しあって、大切にしあって生きていけるはずである。エゴがあって他を排斥し、強いものにこびへつらう。そうしないと生きていけない社会は間違っている。残念ながら平和業界が無いのがいけないのかもしれない。一方で、本当に平和になったら国家間のモノの動きが活発になり、元をただせば平和業界が存在しうるということになるのかもしれないなと、さっさとそんな世の中にならないかなぁと、ちょっとは人類にも明るい未来が欲しいなと、願ってしまう私であります。