出張に想う

旅芸人程では無いにせよ、動き回っておりますな。まぁ、お仕事ですから当然の事なのですが、移り行く季節を車窓から感じる、そんな一時を味わうなんて旅をちょっとはしてみたいと思うようにはなってきましたな。人生も残り少なくなってきて、どれだけの事が出来るのかさっぱりわかりませんが、オーバーレブしているのは感じます。そんな毎日ですよ。

最近の大学は8月、9月が講義はお休みで、まだ半分が過ぎたところではありますが、小中高校生は既に夏休み明け。まだまだじめじめ暑い中、もっとゆっくりさせてあげれば良いのにと思ったりします。最近では夏休みは嫌いだという小学生が増えているそうで、家に居るとつまらないということなんだそうですが、小生のガキンチョの頃とは随分と変わった世界になってきたのだなと、ちょっと残念だったりします。野山に行って遊びまくれと言いたい。

昨日のHP電卓ではないですが、モノの良さというか、品格というか、そんなモノの質感を感じ取ることが出来るためには、自然の美しさに感動できるセンス、人の丁寧な仕事に敬意を表することが出来る気持ちの醸成が必須であり、それはゲームいじりでは身に付かないものだと思っています。古い人間ですからね。

AIがどんどん進化して、社会生活の中におけるジャッジを任せることが出来るようになってきたら、いや、既にそうなっているのかもしれないけれど、古い人間ですけどねなんて考え方は許されないというか、社会悪の元凶になっちゃうんでしょうね。そうなった時に何をさせて頂けるのだろうかと悩むことは悩むのですが、その時でもはっぱり丁寧にじっくりとモノを創って人と繋がりたいと、心の何処かで思っているんですよ。様々な出会いに納得はあったのか?そう悩み続ける4日出張があった今週の私であります。