台風に好かれているか?

自然の驚異、猛威の一つとして台風災害は、近年、日本における自然災害の中核となってきている。地震雷火事親父の「親父」は九州地方における台風の総称だが、人が受ける被害の大きさにおいて、親父よりも台風であるほうがしっくりくる。親父の権威など、とっくの昔に無くなり、単に居るだけ、いや、居ない方が良いとまでされる地位であるが、その点は、台風は来なくても良いという点においてご同輩と言っても良かろう。恵みの雨はよろしくても、甚大被害をもたらす豪雨はご免こうむる。

やや不謹慎だが、今年の台風と小生の活動がやけにシンクロしているなと感じている次第。某山奥にあるミツバチ関連施設に出掛けたのだが、台風5号の影響で、倒木に進行を妨げられた。台風6号は木曽地方での研修に重なった。どちらも直撃というわけでは無いのだが、影響は大きかった。広島往復に関しては台風10号によって悲惨な状況であったわけだ。

台風11号は年に一度の体育授業の最終日の実習と重なり、強い風で難儀を強いられた。東京での講演は今も千葉県において停電を継続させている台風13号の多大なる影響を受け悲惨な状況であった。そして先日、台風15号によって金沢視察に影響が出た。全ての台風というわけでは無いが、小生がやや長距離を移動しようとすると、その日程に合わせて台風が迫ってきて影響を与えてくれる。なんということだ。

今のところ、計6回の遠隔地でのイベントを台風によってかき乱されている。過去、記憶にないハイペースである。同じイベントに同行している人は居ないわけだから、誰かさんが嵐を呼んでいるということになるのだろうか。まぁ、太陽燦燦、波風絶たないなんて小生には似合わないのだが、だからと言って台風に追い掛け回されるのは如何だろうか。まだ、台風シーズンが終わったわけでは無く、海はまだ熱い。小生の出張とは真逆の方向に行くか名古屋から動かないかを選択することをお勧めしたい。次は10月10日だが、静かな移動であって欲しい。そう願いたい。