どんな状態をもって猿類から原人と呼ばれるような変化とするのか、それはその専門家にお任せするしかないのであるが、近年、様々な発見が相次いで、400万年くらいであろうということになっているそうな。そこから我々ホモサピエンスに変異するのに370万年を要するということに、自然界の「長さ」を感じることが出来る。
先日は大入り満員、感謝のテクノフェアであったわけだが、様々な議論が熱くなされ、とても素晴らしい会であった。感謝申し上げます。会を盛り上げて頂いたバックヤードの皆様のお陰である。年単位の計画で当日を迎えるイベントであり、様々な意見を頂くが、来年に向けて既に動き出しており、進化を続けさせて頂きたいと思うところです。
で、自然界に任せておくと数百万年があっという間に過ぎ去る進化であるのだが、AI研究の進化によって、それが更に加速するというのが今回の主張であったように思う。そしてそれを加速させる原動力は、やはり人であることも共通認識としてあった。
積み重ねのフォアキャスティングではなく、バックキャスティングの視点をもっと打ち出したかったのだが、時間を頂けず消化不良でややへそが曲がったところではあったが指数関数的に高度化していく技術に触れることが出来た。ハードもソフトも結局は人間がどう支え合うかが本質的なところであって、独りよがりの技術であってはならないことは間違いない。