地球は生きている

桜島が噴煙を5000mを超える高さまで上げ、爆発的噴火を起こした。記録されている中においては最大の高さだそうなのだが、記録され始めたのは1955年だそうだから、それほど古い記録があるわけではない。地続き噴火を生じた際には、ひょっとすると今回の噴煙より高い噴煙柱ができたのかもしれない。大地は動いているのだなと実感するのは、火山現象が一番では無かろうか?

温泉と言うものも火山の営みによって生み出されるものであるから、火山国の日本においては、大地の活動と共に生きる知恵を持たねばならない。ならないのだが、対処しようのない巨大な力である。近くに住まないくらいしかやり過ごしようがない。その昔のカルデラ噴火などにおいては、関東地方まで灰の影響があったし、気象条件が数年にわたって変化することだってある。日本どころか、地球そのものが火山星と言っても良いのかもしれない。

火山の近くから温泉が湧いてくるというのはとてもイメージしやすいのだが、どういう理屈でここから温泉が噴き出すのだろうという場所に出会うこともある。海際でボコボコと激しく湧き出す温泉に出会うと、この辺りも近い将来、天変地異が起こるのかしらと心配になったりするのだが、歴史的には全くそんなことが残っていないとなると、これまた摩訶不思議ということになる。不思議なことは不思議のまま残しておくのが良いかもしれない。

常に地響きを繰り返す桜島に驚いたのは三十数年前だが、街中での降灰に驚かされたのだが、街の方々は年中の事だからと仰っていた。むしろ頼もしく思っていらっしゃるようでもあったのだが、カタストロフィックな爆発が起こらないとも限らない。天災は忘れたころにやってくる。台風だけではなく大地からの災害にも、もっともっと気を配るべきだ。全く安全な場所など無い。そう思っているくらいでちょうど良いのかもしれない。噴煙の映像を見てそう思った。