現役シーラカンス世代に告ぐ

日本でも起業に挑む学生さんや大学の教員、脱サラ諸氏が増えてきた。この方達は、恐らくだが「何か」他に無いものを持っていて、そのとんがりを押さえつけられたことによる社会の理不尽への反動を具現化されたのだろうと、勝手に思っている。これまた勝手な考えなのだが日本って慎重だよなって。小さな前進の積み重ねを好まず、誰もが目立たぬようにとんがりを潰し切って見せかけの全体最適に追い込むことに数カ月、いや、数年を掛ける。そして不平不満のみが噴出する組織改革を実現する。

中国の方の爆買いが減りましたとものづくり企業が嘆くわけだが、そりゃぁそうですよ。IoT機能が無い日本の家電を、家電先進国の誰が買いますか?個人情報云々?あなたの個人の活動情報はそれ程に価値があるのですか?お互いに協力しあいましょうなどと表では言いながら、結局、自らの知恵の共有は好まない。脱IoTの姿勢が生み出す家電を、自らの生活をよりブラッシュアップしていきたいと願う世界の人々の誰が買うのか?

小生のようなお仕事をしている人間はかなり多いと思っている。所謂デスクワークと会議、時々講演(講義)と討議。これで365日が回る。まぁ、三が日はひっくり返っているだけなので、362日というところではあるが、何が言いたいかと言えば、ほぼほぼ変わっていない机周りなのだが、確実にWiFi環境になりクラウド環境となっている。だからこの戯言ですらどこでも表現できているわけだが、こんなものは要らないという強い声は無視させて頂いて、まぁ、ご容赦願いたい。

しかしだ、それにともなってコンセントが妙に増えている。充電様式が異なる機器が溢れて、新たな課題を生み出してくれている。全てを音声でAIスピーカを通して駆動させたいが、旧式機器が並んでいるオフィスではそれはままならない。愉快な生活が海の外では行われているにも関わらず、その無線機器は日本では使えませんと、最新機器を規制で使えなくさせる日本の有様。若者はどんどん海の外に出ていくべし。生きたまま化石化するぞ!年金など払ってくれなくて結構だ。小生も飛び出していく。そんな思いの毎日だ。